芸術文化教育

教養講座

本学では、創立当初から「宗教学」を必須科目としてきています。これは特定の宗教について講義するものではなく、宗教的情操が人間形成に大きな役割を果たすものという考えより昭和40年から「宗教講座」を開催してきました。のちに「教養講座」と名称を改め、講師も教養を豊かにするという意図で各界の著名人をお呼びして、教示を得ています。特に、創立50周年記念学術講演会(対談形式)では、哲学者である梅原猛先生と自然科学者である西澤潤一先生による「学問の行方—人間生活を基として—」と題する対談は、今後の学問の在り方およびわれわれの生活とのかかわり等についての示唆に富んだものであり、学生に深い感銘を与えました。
「教養講座」は「芸術鑑賞講座」同様単位を課しています。(創立50年学園史より)

「教養講座」実施一覧(抜粋)

  • 梅原 猛
    「湖の伝説 画家・三橋節子の愛と死について」
  • 茅 誠司 「これからの社会」
  • 草野心平 「詩の言葉のリアリティについて」
  • 竹内 均 「アトランティスを訪ねて」
  • 西園寺一晃 「中国シルクロードの住民たち」
  • 林 健太郎 「日本と世界」
  • 高橋延清 「森のメルヘン」
  • 今道友信 「人生と愛」「愛について」
  • 湯浅譲二 「これからの音楽」
  • 山崎正和 「社交文化と現代」
  • 木船光章
    「コンピューター時代を迎えるに当たって」
  • 沖 種郎 「表象としての建築」
  • 小海永二 「わが詩と人生」
  • J・デルタル 「教育の相互理解へ向けて」
  • 田川純三 「シルクロードから黄河へ」
  • 森田 孝
    「対話と人間
      —ボルノー教授の社交性論文に寄せて—」
  • 倉嶋 厚 「青い地球について考える」
  • 今道友信 「21世紀にむけて」
  • 尾本恵一 「幼形成熟とヒト」
  • 山田洋次 「映画・学校を語る」
  • 井上 忠 「生きることの現場」
  • 白川義員 「地球再発見による人間性回復へ」
  • 梅原 猛、西澤潤一
    学術公開講演会「学問の行方」
  • 石堂常世 「我、美しき教養人とならん」
  • 西原鈴子 「国際化時代の日本語と日本文化」
  • 岡野加穂留
    「3人の総理大臣の話 —21世紀の人間像—」
  • 安田喜憲 「日本の未来を開く縄文のこころ」
  • 草柳大蔵
    「歩いた後が道になる」「自己を整える」
  • 上田紀行
    「人が癒されるとき—人世の輝きを求めて—」
  • 渡部恒三 「政治と生活」
  • 遠山敦子 「よりよく生きるために」
  • 山折哲雄 「宮沢賢治と私」
  • 村上陽一郎 「科学は変わる」
  • 石川忠久 「漢字と文化」
  • 鎌田實 「命は三つのつながりで守られている」
  • 田渕久美子
    「女の道は一本道〜篤姫的生き方〜」
  • 越川禮子 「いきで素敵な江戸しぐさ」
  • 玄侑宗久 「日本人の基本ソフト」
  • 山中一郎
    「ヒトはどのように賢くなってきたのか?」
  • 川島隆太 「脳を知り 脳を鍛える」
  • 堀池隆弥 「東京スカイツリーの建設」
  • 福岡伸一 「生命とは何か?」
  • C.W.ニコル 「心に木を植える」
  • 山崎直子 「宇宙からのメッセージ」
  • 糠沢修一 「時代認識と福島再生への道」
  • 池上彰
     平成27年10月27日
故 湯川 秀樹博士

故 湯川 秀樹博士

創立50周年記念学術講演会

創立50周年記念学術講演会

郡山女子大学 名誉教授 故 オットー・フリードリッヒ・ボルノー博士

郡山女子大学 名誉教授
故 オットー・フリードリッヒ・ボルノー博士

梅原 猛氏

梅原 猛氏

西澤 潤一氏

西澤 潤一氏

今道 友信氏

今道 友信氏

芸術鑑賞講座

感動から得る人間性豊かな人材を育てる「感性の教育」 知は感性の庭に咲く。

昭和22年、郡山女子大学の前身である郡山女子専門学院を開設した時、創立者の故 関口富左名誉学園長・名誉学長は地方と中央との教育の差は何かと考えました。豊富な自然、カリキュラム、教職員、どれを取っても遜色はありません。しかし、文化的な面はどうでしょうか。

当時、東京と郡山は国鉄(現JR)が唯一の足であり9時間から10時間の道程でした。地方での音楽会に演奏者を招くこともままならない。まして、戦後の混乱期に女子学生が上京して音楽や演劇、美術展等々の芸術を鑑賞することなどありえない時代でした。女子の高等教育の普及・向上を目指して開学した本学にあって、中央との文化的な格差を無くすことこそが教育であるとの信念から「感性の教育」が始まりました。地方において最高水準の芸術にふれる機会を設け、感動から得る人間性豊かな人材を育てる、この方針のもとに昭和23年6月、国立音楽学校の教授と学生合唱団を郡山に招いて「楽しい音楽の夕べ」を開催しました。
そして短期大学を開学した昭和25年には、近衛秀磨とエオリアンクラブ交響楽団の演奏会を実現させました。

こうして郡山女子大学が誕生した昭和41年までにのべ9回、自主運営の音楽鑑賞会を開催しました。資金に乏しい学園が実施した、学生の未来に夢を賭けた最高の贈りものでした。
翌42年から音楽鑑賞会は「芸術鑑賞講座」として衣更えし、教師による委員会を組織して作品を選考、自主運営の手作り鑑賞会をスタートさせました。以来平成23年度までの44年間に国内外で活躍する一流の芸術家や団体を本学へ招聘し、建学記念講堂大ホールで鑑賞しました。内容も音楽に限らず、演劇、歌舞伎、能楽、狂言、文楽、美術展と幅を広げ170回を超えました。学生は学内に居ながらにして芸術鑑賞の機会に恵まれました。

この「芸術鑑賞講座」は平成4年度から大学、短大のカリキュラムに組入れ、卒業のための必須科目として大学は4単位、短大は2単位を学生に課しています。

「芸術鑑賞講座」実施一覧 (抜粋)

  • 古典落語と寄席の芸を聴く会
    三遊亭円生「ねずみ穴」他
  • NHK交響楽団演奏会 「フィガロの結婚序曲」他
  • 尾上松禄・藤間藤子
    日本舞踊「助六」「四季の山姥」
  • イ・ムジチ室内合奏団演奏会 「四季」他
  • 劇団四季公演 「ウェストサイド物語」
  • パリ・木の十字架少年合唱団クリスマスコンサート
    「雪の降る町よ」
  • 武原はん 地唄舞「松の寿」
  • ペーター・シュライヤー
    テノール独唱「たゆみなき愛」
  • 新日本フィルハーモニー交響楽団演奏会
    「ルーマニア狂詩曲」他
  • 上原まり 筑前琵琶「平家物語」
  • 野村万作 狂言「三番叟」他
  • をどり座公演 吾妻徳穂・中村扇雀「七夕草子」
  • ソビエト国立キエフ・バレエ団公演 「白鳥の湖」
  • 近松座公演 「夕霧阿波鳴渡」
  • 佐藤忠良のすべて展 「ブロンズの詩」
  • 前進座公演 「五重塔」
  • レナータ・スコット
    ソプラノリサイタル「太陽と愛」他
  • 三遊亭円楽 落語独演会「宮戸川」「芝浜」
  • 劇団民芸公演 「アンネの日記」
  • 土門 拳のすべて展
  • ベルリン国立歌劇場室内オーケストラ演奏会
  • 日本フィルハーモニー交響楽団演奏会
    「未完成」
  • 前進座公演 「鳴神」「素襖落」
  • モスクワ国立交響楽団演奏会 「悲愴」
  • 英国女王陛下の近衛軍楽隊演奏会
    「イギリスの海の歌の幻想曲」
  • 前進座公演 「勧進帳」
  • 狂言 野村万作・野村萬斎
    「靱猿」「茸」「六地蔵」
  • プラハ少年少女合唱団 クリスマスコンサート
  • 前進座公演 「蓮如ーわれ深き淵よりー」
  • 能楽 観世銕之丞・野村万作 「安達原」
  • もみじ会展 「白川義員写真展/南極大陸」
  • ヨセフ・スーク&スーク室内オーケストラ公演
  • 藤舎名生 「笛の世界」
  • ブダペスト・フィルハーモニー管弦楽団
    指揮/ヤーノシュ・コヴァーチュ
  • 歌舞伎舞踊 中村富十郎
    「勧進帳より・延年の舞」(素踊り)
  • 新作能 梅若 六郎「空海(弘法大師)」
  • もみじ会展 「荘司 福展」
  • 中澤 桂 ソプラノ・リサイタル
  • ヴェネツィア合奏団演奏会 ソリスト/前橋 汀子
  • 前進座公演 「一本刀土俵入」
  • もみじ会展 「三岸節子展」
  • もみじ会展 「秋野不矩展」
  • 劇団四季公演 「ユタと不思議な仲間たち」
  • ドイツ・フライブルグ大聖堂 男声合唱団
  • 江守 徹 言の葉コンサート「羅生門」
  • 高村 智恵子の紙絵と光太郎の彫刻展
  • プラハ・プロ・アルテ管弦楽団演奏会
  • 近松座歌舞伎公演 「連獅子」
  • 前進座公演 「天平の甍」
  • もみじ会展 「小倉遊亀展」
  • チェコ・フィルハーモニー六重奏団演奏会
  • 能楽「土蜘」
    梅若六郎・山本東次郎
  • 孤高に生きた銅板画家 「長谷川 潔展」
  • わらび座公演 ミュージカル「銀河鉄道の夜」
  • ウィーン八重奏団&田部京子(ピアノ)演奏会
  • 「それぞれの美への憧れ」 女流画家五人展
  • 佐藤 美枝子 ソプラノリサイタル
  • 白川義員写真展 「世界百名山」
  • 「雅楽、その妙なる調べ」
    東京雅楽アンサンブル
  • 「チェコ・プラハ管弦楽団」 指揮/武藤 英明
  • 劇団四季公演 「夢から醒めた夢」
  • もみじ会展
    「人・・そこに深く・・佐藤忠良の世界」
  • ルイジピオバーノ&イタリア・カンパーニア合奏団
    ゲスト/ 荒川さつき
  • 「ルツェルン交響楽団」
  • 「小杉小二郎の世界展」
  • 「秋川雅史コンサート」
  • チェコ・フィルハーモニー・ゾリステン
  • 大型人形劇 「三国志」
  • 「虫の目の世界」写真展
  • 「くるみ割り人形」
  • ウィーン少年合唱団演奏会
  • ミュージカル 「アトム」
  • 「ロダンに始まる創造の軌跡」展
  • 鮫島 有美子 ソプラノリサイタル
  • 劇団四季公演 クレイジー・フォー・ユー
  • 「追悼 彫刻家 佐藤忠良」展
  • 「フランツ・リスト室内管弦楽団」
  • 「ミラノ・クラシカ合奏団&森麻季」
  • 吉田兄弟コンサート 「三味線だけの世界」
  • もみじ会展 「斎藤 清版画展」
  • 劇団四季公演 「ガンバの大冒険」
  • 小川典子 ピアノリサイタル
     平成27年6月24日
  • 沖仁 フラメンコギターコンサート
     平成27年7月10日
  • ふるさと大賞作品展
     平成27年9月30日~10月4日
  • イ・ムジチ合奏団
     平成27年10月23日
  • ハムレット
     平成27年11月5日
ウィーン少年合唱団演奏会

ウィーン少年合唱団演奏会

劇団四季公演 クレイジー・フォー・ユー

劇団四季公演 クレイジー・フォー・ユー

ミラノ・クラシカ合奏団&森麻季

ミラノ・クラシカ合奏団&森麻季

「チェコ・プラハ管弦楽団」指揮/武藤 英明 〜建学記念講堂大ホールにて公演〜

「チェコ・プラハ管弦楽団」指揮/武藤 英明
〜建学記念講堂大ホールにて公演〜

東京雅楽アンサンブル「雅楽、その妙なる調べ」

東京雅楽アンサンブル「雅楽、その妙なる調べ」

能・梅若六郎「土蜘蛛」

能・梅若六郎「土蜘蛛」

前進座公演「天平の甍」

前進座公演「天平の甍」

ロシア国立 サンクトペテルブルク・アカデミー・バレエ くるみ割り人形

ロシア国立 サンクトペテルブルク・アカデミー・バレエ
くるみ割り人形

チェコ・フィルハーモニー六重奏団演奏会

チェコ・フィルハーモニー六重奏団演奏会

チェコ・フィルハーモニー・ゾリステン演奏会

チェコ・フィルハーモニー・ゾリステン演奏会

もみじ会 斎藤清版画展

もみじ会 斎藤清版画展

ルツェルン交響楽団

ルツェルン交響楽団

「ロダンに始まる創造の軌跡」展

「ロダンに始まる創造の軌跡」展

女流画家五人展

女流画家五人展