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キャリアデザインⅡ(No.1)_JICA(大内さん・佐々木さん)講演

2013.11.26学内ブログキャンパスライフキャリア教育在学生・卒業生向け

授業「キャリアデザインⅡ」は、本学のキャリア教育の一環として開講しています。
社会人として「働く」「生活する」「生きる」ことを主体的に考え、理解を深めることで、職業キャリア形成のための基礎を培うことを目標としています。

授業では,社会の第一線で活躍する方々を外部講師に迎えて、それぞれのキャリア形成や働くことの意義、姿勢についての考えをお聞きします。その後,学生同士のグループ討論を通じて各自のキャリアプラン形成へと連携させていきます。
11月19日の授業では、JICA二本松(二本松青年海外協力隊訓練所) 国内協力員の大内伸代さん、青年海外協力隊員としてマダガスカルでの活動経験を持つ本学 家政学部人間生活学科の卒業生 佐々木朋子さんに外部講師として講演をしていただきました。

大内さんによるJICAに関する講演

大内伸代さんによるJICAに関する講演

まず二本松訓練所 国内協力員の大内伸代さんに講演をしていただきました。大内さんは、ご自身も平成21年度1次隊としてザンビア共和国における青少年活動の経験を持っていらっしゃいます。

アジア・アフリカ各地で活躍する青年海外協力隊員の生き生きとした姿が映像で紹介されました。青年海外協力隊の試験制度や訓練制度などの具体的な説明をしていただきました。

 

本学卒業生 佐々木朋子さんによるマダガスカルでの活動についての講演

本学の家政学部 人間生活学科を卒業した佐々木朋子さんからは、青年海外協力隊としてマダガスカルで家庭科教育の普及活動に携わったお話をしていただきました。

佐々木さんは、派遣にあたってフランス語からマダガスカル語、更には勤務先が聾学校であったことから手話までを一度に学んだそうです。限られた期間の中で3つの言語を習得するのは、大変なことだったのではないかと思います。

当時のマダガスカルでは、わずかな肉を副菜に、たくさんのお米を主食として食べることが一般的な食生活だったとのこと。佐々木さんは、野菜を含むバランスのとれた食生活を普及することの必要性を感じ、日本料理をベースとして現地でとれる食材を使った料理レシピ、栄養に関する家庭科教科書の開発をおこなったそうです。

さらには、学習スペースの確保が困難であったことから新校舎建設のために東奔西走—。ついには建設に至ったというエネルギッシュな活動報告に学生も大きな刺激を受けていました。

 今回の講演を通して,学生はJICAの活動と卒業生の活躍を知り、キャリアプラン形成における視野を広げることができたことと思います。
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次回講演(第4回/ 12月4日)予定:
江渕和行氏(ヨークベニマル人事総務室 統括マネージャー)
地元企業の人材採用や社員教育などについてお話しいただく予定です。
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