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笹山原遺跡発掘だより 8

2015.05.18文化学科

前回に引き続き、発掘の作業内容を紹介します。

掘り下げと廃土運搬
平安時代の面は2a層上面で確認できます。
そこから30センチほど下に2b層縄文時代前期の包含層があります。
そこからさらに50センチ下に旧石器時代の生活面があります。
一番下めざしてひたすら掘ります。
大量の廃土が生じます。
それを一輪車にのせて、土山に運びます。
廃土の山は毎日高くなります。
そして、旧石器が見つかりました!

記録
トータルステーションを使って、遺物出土位置や遺構形状を記録します。
宿舎に戻ってからデータをパソコンに転送し、作図します。
間違いなく記録されていることを確認します。

食事当番
笹山原では昼食は自炊です。
30人分の食事を作るのが食事当番。
休憩時間にお茶や水を運んで来るのも食事当番の仕事です。
作業着で食事をするので畳が汚れます。
公民館、トイレの掃除も当番の仕事です。
今日は暑かったので4回の休憩がありました。
冷たい飲み物を作って現場まで運びました。

人事往来
調査に参加する学生には出入りがあります。
宿舎や駅まで送ったり、時には体調を崩す学生の面倒をみたり、発掘現場を見学に来た人に説明したり、陣中見舞いの人にお礼を言ったり。
これが僕の仕事です(あいた)。

女子大生だって一輪車を押します!

女子大生だって一輪車を押します!

光距離計ガンバル

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昼食は、ほぼ毎日麺類

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