人間生活学科

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文化財指定に向けた調査を実施 人間生活学科建築デザインコース

2015.06.26

 人間生活学科建築デザインコースでは、5月29日、30日に国登録有形文化財(建造物)への指定に向けた実測調査を行いました。
 今回調査を行ったのは、福島県国見町に所在する郷倉(地域の方が共同で利用する蔵)。昭和14年建築の石造の蔵は、JA伊達みらい小坂支店が所有し、現在も使用されています。この石蔵は、同町で古代から産出され利用された「国見石」を用いて建てられた組積造で、先の東日本大震災にも耐えた歴史的建造物です。
 国見町は、今年2月に「地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律」(通称歴史まちづくり法、文部科学省・農林水産省・国土交通省)に基づく「国見町歴史的風致維持向上計画」が認定され、その認定に向けた調査を本コースの教員と学生が担ったことから、この度文化財指定の依頼を受けました。
 調査は、実際の建物をみて平面図や配置図などを手書きで作図し、その長さを計測しました。今後は、調査図面をCADを用いて図面化し、建物の特徴や改変などをまとめた報告書を作成して、年内の文化財指定に向けて文化庁に具申する予定です。
 本物の歴史的建造物に触れて調査を行い、文化財指定に携われる機会はめったにありません。学生も、強い日差しに負けない真剣な眼差しで意欲的に調査に取り組んでいました。
 これらの調査活動は、福島民報(5月30日付)と福島民友(6月2日付)に紹介されましたので、ご確認ください。
福島民報20150531
20150602福島民友
20150529国見ブログ3-01