生活芸術科 裸婦デッサン講習と絵本制作
2012.08.09生活芸術科
■夏の集中講義 (8/7・8/8・8/9)
・二年生 「裸婦デッサン」 ※附属高校美術科3年生と合同で実施しています
・一年生 「絵本」制作
毎年夏に行われる集中講義。8:50−17:40までの一日5コマを三日間行いました。
二年生が受講する裸婦デッサンは、東京のモデル紹介所を介してプロの方を派遣していただいている本
格的なものです。本科学生と一緒に受講する附属高校生にとって裸婦デッサンは初めて経験するもので、
始めはかなり緊張していました。
裸婦デッサンは、形(フォルム)・量(ボリューム)・調子(バルーン)・動き(ムーブマン)・質感・線・空間
表現など、デッサンの基本がすべて含まれています。
生きている人間の美しさを実感しながら、造形美の極地といわれる裸婦のデッサン技法を学びました。
一年生対象の「絵本」は、タテ型とヨコ型のどちらかを選んで制作します。同じサイズでも「紙の目」を
確認して紙取りすることが大切です。正式な本にはタイトルや著者名、出版社の他、バーコードなど販売
流通上必要なものがあること、本の後ろには必ず「奥付(おくづけ)」がつくことなどを学びました。
3日間で16p分のオリジナルストーリーを組み立てるのは大変でしたが、表紙・扉ページ・裏表紙をデザイ
ンし、オリジナルの手作り絵本を完成させることができました。