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人間生活学科(生活・福祉・建築)生活総合コース⑦_学外研修に行ってきました。

2017.10.17家政学部 人間生活学科(現生活科学科)

生活総合コースでは、夏休みを利用して学外研修を実施しています。学外研修はさまざまな現場で見たり聞いたりすることで、授業内容をより充実させ生活をより深く幅広く考える機会としています。
今年は、東京都庁と株式会社花王を見学してきました。
東京都庁は、本学の記念講堂を手掛けた丹下健三氏の作品であり、新宿副都心に第一本庁舎と第二本庁舎と東京都議会議事堂を構え、どの建物も個性的でユニークなデザインで豪華な作り印象的でした。また一般行政職として約18,000人、学校教職員・警察官などを含めると約16万人が働いているということで、建物や就業人数だけでも圧倒されてしまいました。また、都議会議事堂(本会議場)では、一般傍聴席から説明を受け、テレビ中継で観る議事堂の雰囲気を感じることができました。説明を受けているときには、議事堂内の清掃作業が行われており、清掃作業を見られるのはとても貴重だそうです。

もう一つの見学地の花王では、墨田区にある東京工場(化粧品)を見学しました。化粧品工場は清潔第一なので、すべて見られるわけではありませんが、パウダーファンデーションを作っているところを窓越しに見学しました。作業はほぼ機械化されていていますが、数名の従業員の姿もあり、最後は目視で確認するそうです。
 製造ラインの見学後は、エコーシステム(消費者対応情報システム)と花王ミュージアムを見学しました。エコーシステムは、消費者相談に寄せられた全ての声はその日のうちに詳細を入力し、全社で活用するため情報を分析するそうです。花王ミュージアムは清浄文化史ゾーン、花王の歴史ゾーン、コミュニケーションプラザの3つの展示ゾーンで構成され、清浄文化や清浄生活の向上について、これまで収集した数々の史料を展示・公開し、清浄文化の移り変わりを説明していただきました。展示の中には、お馴染みの製品の初期のパッケージやポスターなどが展示してあり、学生は珍しく、教員には懐かしく見ることができました。また、肌がどんな状態なのかチェックする体験コーナーや、髪の毛の太さを測る機械も体験でき、学生は自身の肌や髪の状態に喜一憂していました。

最後は、お土産をいただき、全員で記念撮影をしました。
今回の研修では、花王の消費者・顧客の立場にたって、心をこめた“よきモノづくり”と、世界の人々の喜びと満足のある豊かな生活文化を実現するとともに、社会のサステナビリティ(持続可能性)に貢献するという精神が大切であることを学びました。大手企業の一部に入る貴重な体験は学生にとっては大きな学びとなりました。


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