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人間生活学科(生活・福祉・建築)建築⑮ 文化財認定第2弾!国登録有形文化財に決定「ぬるゆ温泉旅館」

2017.12.04家政学部 人間生活学科(現生活科学科)

建築デザインコースの学生と教員が調査した「ぬるゆ温泉旅館二階堂」(福島市)の建物3棟が国登録有形文化財(建造物)に認定されました。
ぬる湯温泉旅館は、福島市の西部にある秘湯の一つ。二階堂家は享和3年(1803)以降湯治場を営んでおり、今回登録された建物は二階堂古家棟、中座敷棟、帳場棟で全て明治期に建造されています。
古家棟は茅葺の片面を半切妻造とする県北地方特有の「あづま造」の外観が特徴です。中座敷棟は、外壁を下見板張とし額縁の窓を開き、雲形の持送りなど和洋折衷の意匠が特徴で、帳場棟も欄間など意匠に富む点が評価されました。
建築デザインコースでは、地域貢献活動の一環として様々なフィールドで調査・研究に取り組んでいます。みなさんも一緒に地域活動に携わってみませんか?

明治期建築の建物3棟が文化財に認定。奥には茅葺の宿泊棟も。 情緒あふれる客室。湯治場としてゆっくりくつろげる空間。
 
建物調査は地元の方と協同で行いました。 建物のどのような点に価値があるのか、
調査に参加した教員・学生・地域の方が一緒に見定めていきます。

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