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人間生活学科(生活・福祉・建築)福祉コース⑪_介護を学ぶ学生の研究交流会

2018.02.28家政学部 人間生活学科(現生活科学科)

「第10回介護を学ぶ学生の研究交流会」が2月22日に郡山中央公民館で開催され、福祉コースの学生19名が参加しました。この研究交流会は福島県介護福祉士養成校連絡会の主催で、県内の専門学校5校、短大1校、本学の7校が参加しています。介護を学んでいる学生が、日頃の学習の成果として介護過程の展開を発表するとともに、他校の学生との交流を目的としている福島県独自の研究交流会です。

今回は第10回の節目を迎え、午前中は記念講演として郡山市医療介護病院副看護部長 中野目あゆみ氏より「尊厳ある認知症~郡山市医療介護病院におけるユマニチュードの取り組み~」について報告がありました。ユマニチュードとの出会いから、郡山市医療介護病院での認知症ケアへの取り組み、ユマニチュードの技法について実演を交えた解説がありました。

  

 

 

 

 

 

 

午後からは研究交流発表会で各学校から1名の学生が代表として、実習で実践した事例を発表しました。本学からは、2年生が「Hさんの楽しみ・余暇活動~役割と楽しさ~」という題で発表しました。「畑の水やりや草むしりなどの畑仕事をすることで、充実感、達成感を実感してもらう」という課題をあげ支援を行い、実施状況を報告、そこから新たな課題と本人の表情・発言・関わりの変化を通し、支援をする上で利用者さんの「強み」や「自信」を引き出すことが本人の「生きがい」に繋がっていくこと、1対1で支援する専門職にしかできないことを学んだと述べていました。

 

 

 

 

 

 

 

最後に養成校教員代表、実習指導者、福島県介護福祉士会副会長の三者から講評があり、利用者と関わることのできる時間の重要性や介護の現場で働くとことの楽しさなど、今後に向けての貴重なアドバイスがありました。質疑応答の時間では、現在実習中である本学の1年生からも質問が出され、学生の関心の高さが伝わってきました。

質問中!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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