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人間生活学科(生活・福祉・建築)建築⑱ 祝!旧採進堂酒店主屋・土蔵が国登録有形文化財に!

2019.03.28学内ブログ家政学部 人間生活学科建築デザインコース

  建築デザインコースの学生と教員が調査した福島市飯坂町の旧採進堂酒店の主屋と土蔵の2棟が国登録有形文化財(建造物)に答申されることになりました。過去5年で5件、7棟目の文化財登録です。

  旧採進堂酒店は、飯坂温泉中心部の元小売店舗です。主屋は、資料により明治31年頃の建築と推定され、切妻造平入の二階建てで、外観・内観共に建築当初の姿を良く留めており、鎬(しのぎ)を持つ出梁(だしばり)や出格子(でごうし)を持つファサードなどは地域特有の特色とされ、明治期における商家の風格ある様相を窺うことができる地域を代表する遺構の一つとして評価されました。

  主屋背面に接続する土蔵は、当地で典型的な土蔵形式である切妻造桟瓦葺二階建ての建物です。特に2階の座敷が特徴的で、掃き出し窓を設けて景色を取り込む点、座敷飾りに黒柿を効果的に取り入れた造作を施す点、ケヤキの良材を豊富に利用する点に施主のこだわりと大工の技術が感じられ、近代の附属屋建築を今に伝える十分な価値ある遺構といえます。

  調査は昨年の5月から数回に渡って実施し、大学院生の修士研究を兼ねて立面図や断面図をとりました。学生は、自分たちが調査した建物が文化財に登録され、これから保存や活用の動きが活性化していくことに喜んでいました。

  飯坂町では旧採進堂の他にも様々な建物調査を実施しており、江戸期の民家や安政年間の土蔵などを新たに発見しました。今後の成果にもご期待ください。

  本コースでは、地域に根差した活動を数多く実践し、地域貢献と地域で活躍する学生の育成に力を入れております。興味のある方はオープンキャンパスに是非ご参加ください。

参考記事はこちら

旧採進堂酒店が国登録有形文化財に答申! 学生と教員が文化財登録のための調査を実施
大学院生の研究も兼ねて断面図と立面図を作成 実際に建物を測って図面に起こしました

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