幼児教育学科では日生劇場さんと劇団ひとみ座さんによる震災復興事業タイアップ活動を行っています。目的の１つは人形劇を通して子どもたちの心を明るく照らすことです。もう１つの目的は、プロの劇団が演じ、それを鑑賞するのではなく、地元の人間が人形制作から劇発表までのプロセスを学び、発表会を通して地元の子どもたちを励ますことです。附属幼稚園での発表会は今年３年目となり、6月27日（水）に実施されました。

練習期間に幼稚園学外実習、施設実習が入り、配役は決まったものの具体的な発表に向けてのメンバーの役割・人形やセットの完成具合など不安なところも多く、全員揃っての通し練習も発表直前まであまり出来ていませんでした。そんな逆境の中、１人１人が自分にできることに思いを巡らせ、発表に向けてチームで一致団結できた学生の凄い底力を見せつけられました。これは日生劇場さん・ひとみ座さん・附属幼稚園さんなど沢山の方々の支えがあったればこそですが、そんな中、劇中で一番学生を励ましてくれたのは子どもたちの笑顔や楽しむ声だったようにも思います。

人形劇発表学生の皆さん本当に素敵な劇をありがとう！そして良い体験となりましたね。

手作りポスター

手作りチケット