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発掘ガール2019_笹山原遺跡から ①

2019.05.14学内ブログ地域創成学科専攻科 文化学専攻家政科 福祉情報専攻文化学科生活芸術科

□地域創成学科へ引き継ぐ志
 郡山女子大学短期大学部文化学科および専攻科では、2001年度から会津若松市笹山原遺跡No.16の発掘調査を継続してきました。このたび、その調査は地域創成学科に引き継がれることになりました。
 この調査は、地域創成学科2年生の「考古学実習」および専攻科1年生の「日本の考古学」、同2年生の「考古学演習」の授業の一環として行われます。

1.目的
  ①猪苗代湖畔の人類史研究
  ②博物館実習企画展示資料の製作およびデータ収集
2.内容 会津若松市笹山原遺跡No.16の発掘調査
3.場所 会津若松市湊町大字赤井字笹山原135
4.期間 2019年5月11日(土)〜21日(火)
  

  
5月11日(土) 晴天
 地域創成学科として初めての発掘調査が始まりました。2001年の発掘開始以来19回目の調査です。今年は何が出てくるでしょうか。期待は尽きません。
 今日は専攻科学生と、お手伝いをいただく東北大学の学生が先発隊として出発です。
 笹山原の発掘調査は地区の方々への挨拶から始まります。地権者の岩崎さん、区長の田中さん、機材を貸してくださる佐々木さん。皆さんのご協力があってこそできる調査です。そして、専攻科学生は休憩所となる公民館の掃除から、東北大学の学生は発掘区の設定をそれぞれ行いました。
 発掘作業は掘る場所の設定から始まります。道路に置いた基準点から「トータルステーション」で測量し、発掘区の杭打ちをします。それから一番の力仕事である表土除去作業。佐々木さんからお借りした「キャリアー」が大活躍しました。今日の作業で約3分1が終了です。
  
  

   
  

笹山原遺跡No.16から「発掘便り」を順次お届けします。
お楽しみに!!


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