健康栄養学科２年生は栄養指導論実習Ⅱの授業で、非常用保存食を用いて炊き出しの体験をしました。
何があっても喫食者の皆さんへの食事を提供しなければならない栄養士が非常時最初にすることの一つに、非常用保存食を用いての炊き出しがあります。
今日は、あたたかいご飯と汁物を体験しました。
主食はアルファ化米を用いた五目ごはんとチキンライス、汁物は豚汁とけんちん汁の、それぞれ２種類です。今回体験したごはんは一箱で50人分を準備できるもので、学生はひとりが五目ごはんとチキンライスの２種類を味わいました。

五目ごはんを準備しています。

チキンライス50人分が準備できました。

けんちん汁を分けます。
インスタントですが、食欲をそそるいい香りがします。

思っていたよりもおいしく食事ができ、２種類のごはんをぱくりと平らげる学生もいて、多くの時間を要せずに、しかも難しくなく非常食の支度ができることを身をもって体験しました。

非常時はあってはならないのですが、その時に備えた体験ができました。