教職課程
教職課程とは教員免許状の取得に必要な科目群を
設置した課程のことです。
- 教職課程とは
- 小学校、中学校、高等学校の教員になるには、「教員免許状」が必要です。教職課程とは教員免許状の取得に必要な科目群を設置した課程のことです。教職課程の履修申請は、大学2年次に行います。
本学では、下記の教員免許状が取得できます。
[1] 本学で取得できる教員免許状(平成30年度以降の入学者対象)
学科・コース(専攻) | 取得可能免許 | |
---|---|---|
大学 | 生活科学科・社会福祉専攻 | 中・高1種(家庭)※1,特別支援学校教諭1種(知、肢、病)※2 |
生活科学科・建築デザイン専攻 | 中・高1種(家庭)※1,特別支援学校教諭1種(知、肢、病)※2 高1種(工業) |
|
食物栄養学科 | 栄養教諭1種 |
※1 中・高1 種(家庭)の教職課程を履修する者は、本学3~4年次にかけて、「小学校教員養成特別プログラム(玉川大学との連携プログラム)」を受講し、所定の単位を修得すれば、卒業と同時に、中高の教諭1 種免許状に加えて、小学校教諭2種免許状の取得ができます。(プログラム履修には別途費用が必要。入学事務・広報部又は教職課程推進室までお問い合わせください。)なお、社会福祉専攻及び建築デザイン専攻においては、国家試験対策やそれぞれの専攻の指定科目履修との両立や選択が必要となります。
- 栄養教諭とは「食に関する専門性」と「教育に関する資質」の両方を兼ね備えた資格です。未来を担う子どもたちに、望ましい食習慣の形成を促し、心身ともに健康な生活を送れるよう、食に関する指導と学校給食の管理業務を行います。「食」を通して子ども達の心と身体を育ててみませんか。
詳細については、文部科学省のホームページをご参照下さい。 - 幼稚園教諭の養成は幼児教育学科で行っています。詳細については、幼児教育学科のページをご覧下さい。
- すでに中学校および高等学校教諭一種免許状(家庭)を取得している方は、大学院で中学校および高等学校教諭専修免許状(家庭)を取得することができます。
- 本学で取得できる特別支援学校教諭免許状は、知的障害、肢体不自由、病弱の各領域に対応する免許状になります。特別支援学校教諭の専門性は、特別支援学校は勿論ですが、特別支援学級や通級指導、さらには通常学級における特別支援教育ニーズのある子どもたちの支援など、広く教育界から求められています。
[2] 本学教職課程の特色
これまで本学の教職課程は、多くの教諭を輩出してきました。特に家庭科教諭の養成校としては長い伝統をもっています。福島内の高等学校120校には、現在、60人ほどの卒業生が専任教諭として、また40人ほどが講師等として勤務しています。
近年では、東京都など、関東圏を中心に県外にも活躍の場は広がっています。
[3] 進路の実績
年度 | 専任教諭 | 栄養教諭 | 栄養職員 | 常勤講師 | 非常勤講師 |
---|---|---|---|---|---|
2023 新卒 |
1(小学校) 1(中学家庭) 4(高校家庭) 2(高校福祉) |
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2023 既卒 |
1(中学家庭) | ||||
2022 新卒 |
2(高校家庭) | 2(高校家庭) 1(小学校) |
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2022 既卒 |
1(中学家庭) 1(中学音楽) |
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2021 新卒 |
2(中学家庭) | 1 | 3(高校家庭) 1(小学校家庭専科) |
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2021 既卒 |
1(高校家庭) | 1 | 1(高校家庭) | ||
2020 新卒 |
1(高校家庭) | ||||
2020 既卒 |
1 | ||||
2019 新卒 |
2(高校家庭) 1(栄養教諭) |
||||
2019 既卒 |
1(高校家庭) 1(中学家庭) |
||||
2018 新卒 |
1(高校家庭) | ||||
2018 既卒 |
2(高校家庭) 1(中学音楽) 1(中学美術) |
1(高校家庭) 1(小学校臨免) |
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2017 新卒 |
1 | 1(高校家庭) | |||
2017 既卒 |
2(高校家庭) | ||||
2016 新卒 |
1 | 3 | 1(中学音楽) | ||
2016 既卒 |
1(中学音楽) 1(中学美術) 1(特別支援) |
※非常勤講師とは、1時間(50分)の授業を受け持つ教員です。クラス担任等は受け持たず、自分の担当教科の授業に専念できます。経験を積みながら、専任教員を目指す場合や、あえて週3日程度無理のない範囲で教員を続ける場合もあります。
[4] 本学の教員養成に対する理念・構想
本学の教育目標は、「家政学に関する高度の学芸を教授研究し、生活文化の向上と社会開発に寄与する専門職業人としての教育を施し、人間性の高揚を図り、自主独立の精神を培い、女性の特質をもって世界平和と人類の福祉に貢献しようとする人物を育成すること」です。
この教育目標を実現すべく計画された本学の教育構想は、「尊敬」「責任」「自由」の建学の精神を基盤とした人間守護の理念に基づく家政哲学の実践です。それを、より具体的に表現すれば、互いの個性を尊重し、敬愛の念で結ばれる豊かな人柄を創る教育であり、また、家庭や社会の一員としての自覚のもと責任ある行動をとることで平和を守る実践力を獲得させる教育であり、さらには、自由な発想と研究とで、個性豊かな人格を形成しつつ、家庭や社会の絶えざる更新を図っていく力と姿勢を育成していく教育であるといえます。
以上の教育目標と構想のもとに教員養成も行っており、加えて、教職に対する強い情熱、教育の専門家としての確かな力量及び総合的な人間力を持つ教員の養成を目指しています。また、家政学部内の人間生活学科と食物栄養学科の両学科において、それぞれの学びの専門性により適合した免許状の取得が目指されており、大学全体で共有する理念を専門的・個性的に実現していくことが可能となっています。
[5] 認定課程における教員養成状況の公表
教育職員免許法施行規則第22条の6による情報の公表
- 1.教員養成目標、達成計画 [PDF]
- 2.教員養成に係る組織及びその数 [PDF]
- 3-1.教員が担当する授業科目(家庭、福祉、工業) [PDF]
- 3-2.教員が担当する授業科目(特別支援) [PDF]
- 3-3.教員が担当する授業科目(栄養教諭) [PDF]
- 3-4.教員が担当する授業科目(幼稚園II種) [PDF]
- 3-5.教員が担当する授業科目(幼稚園I種) [PDF]
- 4.卒業者の教員免許状取得状況と教員への就職状況 [PDF]
- 5.授業の内容・方法・計画
教職課程(生活科学科) [PDF]
教職課程(食物栄養学科) [PDF]
短大 幼児教育学科 [PDF] - 6.教員養成に係る教育の質の向上に係る取組
郡山女子大学教職課程年報 - ※幼児教育学科に関する詳しい情報は、幼児教育学科のホームページをご覧ください。
[6] その他
- お問合わせ
-
本学教職課程へのお問い合わせなどは、こちらへお願い致します。
kyosyoku@koriyama-kgc.ac.jp
上記の担当教員が直接お答え致します。
また、携帯電話からのお問い合わせは、QRコードをご利用ください。
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