Department of Health and Nutrition

短期大学部 健康栄養学科

健康で豊かな食生活をすすめる「栄養士」を養成。
人々の健康をサポートする食と栄養の知識と技術を身につけます。

学びのポイント

  • 食と栄養のプロ
    フェッショナルを
    目指します。

  • 自然や生命への
    思いやりに根ざした
    サービスの精神を育みます。

  • 実習を通して
    基本から調理やITなどの
    技術と知識を磨きます。

  • 化学、生物や数学など
    高校までの復習を
    含めた基礎から学修します。

  • 料理コンクールやボラン
    ティア活動など、授業以外の
    活動で創造力を鍛えます。

2年間の学びの流れ

1年次

基礎力アップで一流の栄養士になるための土台作り。

調理学では講義と実習を履修することで、調理理論や実技を基本から学びます。専門科目を理解するために必要な理系の科目として数学や生物など基礎から学ぶ授業もあります。プロフェッショナルになるための土台を作ります。
1年次

専門科目の授業が本格化。
困難に負けずに、目標を持って日々たゆまぬ努力を!

II期から基礎栄養学実習や食品学実験など、専門科目の授業も本格化します。健康に必要な食や栄養の知識に加えて、パソコンを活用した数的処理やプレゼンテーションを行うなど必要な専門技術も身につけます。
2年次

切磋琢磨で「豊かな知識」と
「確かな技術」を磨く。これが私の宝物に。

1年生で学んだ内容をより実務的な実践へとつなげます。給食論実習IIでは、学内の実習食堂で昼食を販売・提供します。この際、献立作成から片付けまで、最も重要な栄養士業務として給食を運営します。さらに「屋上菜園」での農作業体験等を通し、育てる苦労や喜び、「食」や「人」への感謝の心を育てます。
2年次

勉学の総仕上げ。社会で活躍する
食と栄養のプロフェッショナルを目指して!

栄養士必修の給食論実習III(校外実習)があります。校外実習施設での実習は、学科で定めた条件を満たすことで受講することができます。12月の栄養士実力認定試験の好成績を目指して頑張ります。

Interview

1年次
在学生インタビュー

健康栄養学科1年生

高校生の頃のわたし
食べることが大好きで、「食」に関わる仕事を調べている時、栄養士に興味を持ちました。数学が得意だったので、計算が欠かせない栄養士に向いているのかもしれません。
現在のわたし

すべては、将来の自分ために。
幅広い専門知識と確かな技術を身につけたい。

栄養士免許の他に、フードスペシャリストの資格(※2025年度入学生まで開講)も取れることと、就職率が高いことが魅力的で入学を決心しました。
思った以上に幅広い分野を勉強するので最初は戸惑いもありましたが、学んだ知識はどれも栄養士に関連があり、必ず将来に役立つと確信しています。調理技術も上がるにつれ、もっと高度な料理をつくったり、多くのレシピを覚えたりしたいと思っています。入学前の不安が嘘のように、今では最高の仲間ができ、励まし合いながら楽しい日々を過ごしています。
これからのビジョン

栄養士免許を取得し、「食」でみんなを笑顔にしたい。

栄養士免許を取得して、将来は保育所の栄養士になりたいと思っています。おいしい給食を作って、たくさんの笑顔を見たいです。
2年次
在学生インタビュー

健康栄養学科2年生

1年生の頃のわたし
料理を作ることが好きなので、「調理学実習」が楽しみでした。料理コンテストに出品したことも。栄養学を学ぶことで、食の重要性を再認識し、健康に及ぼす影響など科学的に学びました。
現在のわたし

必ず役立つ、実践的な知識と技術を目標を持って全て学びたい。

栄養学の講義や実習がスケジュールの中心です。栄養素の計算や献立作成、食材の選び方など、実践的な知識と技術を身につけるための授業はとても充実しています。例えば「給食論実習II」の授業では、幼稚園や事業所の給食の献立を考え、実際に大量調理を行うことで調理方法や器具の使用法、食材量など計画的な給食作りを学びました。
私は、学友会の書記としても活動し、もみじ会や運動会の運営に携わっています。本学で目標を持って生活を送る中で経験したこと全てが、将来に必ず役立つと確信しています。
これからのビジョン

栄養士免許を取得し、将来は、管理栄養士が目標!

まずは栄養士免許の取得が目標です。将来はさらにステップアップして、知識と経験が豊富で誰からも信頼される管理栄養士を目指します。

取得できる資格・免許

■栄養士免許
栄養士養成施設として厚生労働大臣の指定を受けた健康栄養学科において、2年以上学習して栄養士に必要な知識および技能を修得し、都道府県知事に申請することにより栄養士免許が与えられます。
■管理栄養士国家試験受験資格(実務経験3年終了後)
短期大学卒業後、栄養士として3年以上栄養の指導に従事する実務経験により、管理栄養士国家試験の受験資格を得ることができます。
■フードスペシャリスト資格(受験資格)
専門フードスペシャリスト資格(受験資格)
定められた科目の単位を修得し、フードスペシャリスト協会が行う資格認定試験に合格したものに対し、フードスペシャリスト協会よりフードスペシャリスト資格認定証が交付されます。資格認定試験は2年次の12月に行われます。

目標とする職業

栄養士 フードスペシャリスト

授業の一部を
ご紹介します。

健康栄養学科

本学科へは、普通科の他に商業科、生活科学科、総合学科、工業科、家庭科関係科、農業科関係科、水産科関係科など様々な出身科より進学してきております。
卒業生の中には、県の公務員試験に合格し、短大卒業と同時に学校栄養士になった方もおります。
就職や進学など卒業後の進路については、しっかり手助けを行っております。
また、本学科では理系を中心とした専門教科の理解を助け、授業内容の質と、免許・資格の質の向上をはかるために、「基礎自然科学」などを開講しています。
特に、高校で化学や生物などの理系科目を学ばなかった方には、共通基礎科目の「自然科学」で対応しております。

給食論実習II(校内実習)
  • 給食のマネジメントを理解し、運営上必要な技術を学ぶ。

    特定給食施設として、100食以上の附属幼稚園の給食などを体験します。さらに実習後には、全員で実習全体を総合評価し、問題点や改善点を次に生かしながら、給食の運営方法を学びます。
  • 給食論実習II(校内実習)
給食計画・実務論
  • 給食の目的を理解し、実践につなげる基礎を学ぶ 。

    栄養バランスのとれたおいしい給食を食べていただくために、対象者に合わせた食事の計画から提供まで、栄養士業務の基礎を学びます。給食に携わる人の衛生管理や食材の扱い方、調理の方法など、給食の運営に関する知識を身につけます。
  • 給食計画・実務論
食品衛生学実験
  • 顕微鏡観察や実験を通して「食の安全」を学ぶ。

    健康に害をおよぼす食中毒を防ぐため、微生物についての知識を顕微鏡観察や培養実験を通して学びます。また、食品添加物の分析実験などを行い、食品の安全性について考えます。
  • 食品衛生学実験
食品学実験
  • 食品の分析方法や食品の加工原理を学ぶ。

    実験の基本操作を学びながら、食品成分の分析を行います。また、実験を通して食品の褐変化やヨーグルトと豆腐の加工原理も学びます。
  • 食品学実験
調理学実習I・II
  • 講義で学んだ知識を活かし、実習を通して調理技術を身につける。

    ご飯の炊き方や野菜の切り方、だしの取り方などの基礎調理から始めます。1年間で和洋中の基本的な献立や行事食の他、グループで考案したお弁当作りなどを通して、調理技術を磨きます。
  • 食給食論実習I
栄養指導論実習I
  • 個々人に適した望ましい食生活へのアドバイスや導きの方法を学ぶ。

    健康の維持増進のために望ましい食生活を理解し、指導するにあたっては豊かな発想を活かして効果的なプレゼンテーションを行う方法・技術を学びます。健康的な食生活の提案として、学園の屋上菜園での野菜栽培も行っています。
  • 栄養指導論実習I
解剖生理学実験I
  • 生体機能測定や解剖模型・組織標本から人体の構造を学ぶ。

    自分の体を知ることは健康を考える基本です。この授業では、人体の形態、機能や運動能力などを測定し、健康寿命の延伸について考えます。また、解剖学的視点からも人体を学びます。
  • 解剖生理学実験I
Qフードスペシャリストとは何ですか?
A食に関する幅広い知識と技術を身につけた食の専門家です。活躍が期待される職域は、おもに食品産業があります。
Q調理が苦手ですが大丈夫ですか?
A調理学実習では、包丁の使い方から調理の基礎を学びます。調理に慣れてくればレパートリーも増えて楽しくなりますよ。家でのお手伝いも積極的に!
Q高校でどんな勉強をしてくればいいですか?
A高校での学びは、専門科目の理解や教養を高めるための土台です。特に数学や生物、化学の基礎はしっかり身につけましょう。勉強に限らず委員会活動や部活動、ボランティア活動などにも積極的に取り組んでください。苦手なモノ・コトにも挑戦する気持ちが大切です。
Q卒業後、どのくらいの人が栄養士として働いていますか?
A年により異なりますが、約7割の学生が栄養士として就職します。その他、調理員、食品の製造・販売へ進む学生を合わせると、「食」に関わる仕事に就く学生は約8割となります。管理栄養士を目指し、大学3年次への編入を希望する学生も1割ほどいます。

[専門科目] ※抜粋

社会生活と健康
公衆衛生学
社会福祉概論
人体の構造と機能
解剖学
生化学
生理学
病理学
解剖生理学実験Ⅰ・Ⅱ
食品と衛生
食品学Ⅰ・Ⅱ
食品衛生学
食品学実験
食品衛生学実験
栄養と健康
健康食生活論
基礎栄養学
臨床栄養学
応用栄養学
応用栄養学実習
基礎栄養学実習
臨床栄養学実習
栄養の指導
公衆栄養学
栄養指導論総論
栄養指導論各論
栄養指導論実習Ⅰ・Ⅱ
給食の運営
給食計画・実務論
調理学
調理学実習Ⅰ・Ⅱ
給食論実習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
その他
食商品学
食品鑑別論Ⅰ・Ⅱ
フードコーディネート論
基礎自然科学
栄養士特論
フードスペシャリスト特論
卒業研究
OG Interview社会で輝く先輩たち
  • 社会で輝く先輩たち

    人間生活学科
    福祉コース卒業

  • 社会で輝く先輩たち

    人間生活学科
    建築デザインコース卒業

  • 社会で輝く先輩たち

    家政学部
    食物栄養学科卒業

  • 社会で輝く先輩たち

    家政科
    食物栄養専攻卒業

  • 社会で輝く先輩たち

    幼児教育学科
    幼児教育コース卒業

  • 社会で輝く先輩たち

    幼児教育学科
    チャイルド・ミュージックコースコース卒業

  • 社会で輝く先輩たち

    地域創成学科卒業

  • 社会で輝く先輩たち

    文化学専攻卒業

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