短期大学部 地域創成学科
地域連携教育を軸に、いろいろな学びを組み合わせて
想像力、表現力、コミュニケーション能力を伸ばし、
地域の発展に役立つ力を身につけます。
[短期大学部]
地域創成学科
- 就学年数2年
- 募集定員70名
- 地域とつながる「生活基礎科目」や社会で活きる力を幅広く養う
「ユニット制」で、将来の可能性が広がります! 「地域」を考える基礎力を学ぶ「地域創成ゼミナール」と、具体的な地域活動(例えば、商店街の町おこしや公共施設の活用支援など)にかかわる「地域創成プロジェクト演習」で、大学での学びを地域社会に発信する方法を学びます。
なりたい自分の未来像に合わせて、「ユニット制」から1つのユニットを選択します。図書館司書や博物館の解説員、デザイナーに情報処理士など、各自の目標を定めたら、文化・歴史系、アート&デザイン系、ビジネス・情報系の多様なユニットと組み合わせて、付加価値を高めます。
本学短期大学部は安積開拓などの日本遺産「一本の水路」にちなむ活動に関し、文化庁の日本遺産サポーター大学に登録されました。
学びのポイント
- 社会で活躍するための
教養を深める女子の高等教育 - 職業訓練にとどまらない、「生きる力」の基礎となる広い視野と豊かな人間性を養う教養教育を実践します。
- どんな仕事にも役立つ、
情報・キャリア教育 - 各種資格取得を視野に入れた情報教育と、身につけた知識と能力を生かすための教育を行います。
- 多様なニーズに応える、
柔軟なカリキュラム - 多様な進路につながる、学生一人ひとりのカリキュラム相談に丁寧に対応します。
- 地域コミュニティと連動した、
社会的活動の実践 - 学んだ知識を活用しての社会活動を支援するカリキュラムを整っています。
2年間の学びの流れ
学びのシステム
「生活基礎科目」と
「共通専門科目」生きる力をトータルに身につける
- 地域で
生きる力 - 女性として
生きる力 - 社会で
生きる力
入学後に中心に学びたい「メインユニット」を選び、その他に関心のある「サブユニット」をいくつも選びます。
パッケージ化した「ユニット」の組み合わせにより、専門分野の垣根を越えて、自分の未来像に合わせた自由な勉強が可能です。
- 文化・歴史系歴史が好き、文化施設に興味がある
-
- ■目指す職業
-
- 図書館司書
- 博物館解説員
- 編集者・記者 など
- ■取得できる資格・検定
-
- 司書
- 学芸員補(任用資格)など
- ■履修できるユニット
-
- 【図書館司書】
-
- ●生涯学習概論
- ●児童サービス論
- ●情報サービス論
- ●図書館概論
- ●図書館制度・経営論 など
- 【博物館学芸員補(任)】
-
- ●生涯学習概論
- ●博物館概論
- ●博物館実習
- ●博物館経営論
- ●博物館展示論 など
- 【歴史A】
-
- ●日本文化史
- ●ヨーロッパ文化史
- ●考古学
- ●美術史
- ●宗教文化史
- ●女性文化史
- 【歴史B】
-
- ●日本史演習
- ●ヨーロッパ史演習
- ●考古学実習
- ●美術史演習
- ●宗教文化史演習
- ●地域歴史遺産論
授業の一部を
ご紹介します。 - アート&デザイン系美術・デザイン系の仕事を目指したい
-
- ■目指す職業
-
- デザイナー
- カメラマン
- クリエイティブ系企業の営業・事務 など
- ■取得できる資格・検定
-
- 色彩士検定
- Illustratorクリエイター能力認定検定試験
- Photoshopクリエイター能力認定検定試験 など
- ■履修できるユニット
-
- 【デザイン】
-
- ●基礎デザイン
- ●ビジュアルデザインI/II
- ●デザイン論
- ●色彩学
- ●絵本とイラストレーション
- ●版画基礎 など
- 【映像メディア】
-
- ●CG基礎I/II
- ●映像メディア表現I/II
- ●デザイン論
- ●写真基礎
- ●情報メディア論 など
- 【絵画】
-
- ●デッサンI/II
- ●油彩画I/II
- ●水彩表現
- ●版画基礎
- ●版画表現
- ●美術史
- 【彫刻】
-
- ●塑造基礎
- ●塑造表現
- ●木彫基礎
- ●木彫表現
- ●デッサンI/II
- ●美術史
授業の一部を
ご紹介します。 - ビジネス・情報系ITスキルを身につけて企業で活躍したい
-
- ■目指す職業
-
- 企業の事務全般
- 銀行・信用金庫の窓口
- 営業・接客 など
- ■取得できる資格・検定
-
- 情報処理士
- ビジネス実務士
- ITパスポート
- MOS検定
- ICTプロフィシエンシー検定
- 社会福祉主事(任用資格) など
- ■履修できるユニット
-
- 【情報処理士】
-
- ●情報処理I/II/III
- ●情報メディア論
- ●情報倫理
- ●情報概論 など
- 【ビジネス実務士】
-
- ●ビジネスホスピタリティ
- ●経営学基礎
- ●マーケティング論
- ●情報処理I
- ●ビジネスマナー など
- 【MOS検定】
-
- ●情報処理I/II/III など
- 【福祉】
-
- ●社会福祉概論
- ●介護概論
- ●家庭福祉論
- 【生活】
-
- ●地域食文化論
- ●地域社会と食生活I/II
- ●服飾文化論
- ●地域服飾文化論
- ●家庭福祉論
授業の一部を
ご紹介します。
※「ユニット」は学生の皆さんにわかりやすいように受業をパッケージ化したものです。
多くの受業は、ユニットにとらわれずに1科目から受講することもできます。
Interview
在学生インタビュー

文化・歴史系 地域創成学科2年生
| ビジネスマナー | ビジネスホスピタリティ |
- 1年生の頃のわたし
- 高校生の時よりも学ぶことが楽しく、自主的に勉強する時間が増えました。図書館、博物館の基礎を学修して、これまでの利用者の立場から、展示者の立場と視点で考えることができるようになりました。
- 現在のわたし
-
美術史から広がる新たな学び。
資格取得のため司書ユニットと学芸補ユニットを中心に、歴史・文化をはじめ、将来に役立つ分野を広く学んでいます。
身近にある本学の図書館で知識を養う。
特に印象深い授業は「美術史」です。様々な国と時代の芸術作品や文化遺産、その背景にある歴史や人々の想いを考察することに興味が尽きません。将来に渡り、美術とその時代の社会のつながりを勉強していきたいと思っています。
私は本が好きで、多くの時間を学園内の図書館で過ごしています。充実した書籍が身近にあるという恵まれた環境は、研究や授業に有効的で学修意欲にも繋がっています。また、偶発的な本との出会いも楽しいです。
- これからのビジョン
-
専攻科に進み学芸員の資格取得を。学びを深め、社会人としての力を身につけたい。
司書と学芸員補の資格を取得し、学びを深化させるため、専攻科で学芸員の資格取得を目指します。興味のある分野を突き詰めていきたいと考えています。
在学生インタビュー

アート&デザイン系 地域創成学科2年生
| ビジネス実務士ユニット | 情報処理ユニット |
- 1年生の頃のわたし
- 将来の幅を広げるため、分野を問わず興味のある科目を履修しました。また、グループワークや外部のデザインアカデミー、アルバイトなどを経験して、多角的な視点や柔軟性が身につき、多くの学びを得ました。
- 現在のわたし
-
様々な知識と経験をデザインに反映。
多彩な科目を学べる「ユニット制」で、興味のあったデザイン系をメインにビジネス・情報系を選択しています。
発想力を鍛え、自分らしく表現したい。
デザイナーに必要な発想力を鍛えるため、日頃から広くアンテナを張り、アクティブに行動することを心掛けています。そうして得た知識や経験がデザインに反映され、自分らしく表現できたら、と思っています。
また、本学の教養講座と芸術鑑賞講座は、貴重な講演、演奏、芸術に触れることができ、デザイナーとしての感性が豊かになり、人間性が高められると感じています。
- これからのビジョン
-
指すは、グラフィックデザイナー!地域の魅力を引き出し、デザインの力で地域と人を結びつけたい。
大学生活で培った計画性、コミュニケーション能力、探究心を活かし、デザインの力で地域をさらに魅力的な場所にしたいと思っています。
在学生インタビュー

ビジネス・情報系 地域創成学科2年生
| 日本史演習 | 地域デザイン論 |
- 1年生の頃のわたし
- 3学系から科目を選択でき、幅広く学べることに魅力を感じ、ビジネス・情報系をメインに他の興味のある授業も 選択しました。入学当初、パソコンが授業には必須で、操作に慣れていないため苦労していました。
- 現在のわたし
-
苦手だったパソコンが得意に。本学で培った幅広い学びを役立てていきたい。
日々の授業にしっかり取り組み、繰り返し学修することで、苦手だったパソコンのスキルが身につき、今では情報処理が得意科目になりました。また、選択した歴史系やデザイン系の授業で、地域や文化を強く意識するようになりました。本学で培った幅広い学びを自分のため、そして地域のために、最大限役立てていきたいと思っています。
忙しい毎日ですが、仲間と参加した大運動会は思いっきり体を動かすことができ、最高に楽しむことができました。
- これからのビジョン
-
MOSや情報処理の資格取得。地域とつながりを持ちながら、活躍できる社会人を目指す!
学んだパソコンの技術やビジネスマナーを活かして、マルチに活躍できる社会人を目指していきます。
取得できる資格・免許
- 文化・歴史系
■司書 ■学芸員補(任用資格)など
〈学芸員補とは〉...博物館には学芸員を置かなくてはなりませんが、学芸員補を取得できる短期大学は本学を含め全国で7校だけです。学芸員補を取得した卒業生は博物館解説員として活躍しています。さらに、専攻科文化学専攻に進学すると学芸員資格が得られます。
- アート&デザイン系
■色彩士検定 ■Illustratorクリエイター能力認定試験 ■Photoshopクリエイター能力認定試験など
- ビジネス・情報系
■情報処理士 ■ビジネス実務士 ■ITパスポート ■MOS検定 ■CTプロフィシエンシー検定 ■社会福祉主事(任用資格)など
より深く、より専門的に学ぶためのカリキュラム。
- Qユニット*はどのように選ぶのがよいですか?
- Aひとつは、将来に向けた資格取得、知識・技術の修得を目指して選ぶこと。
他には、学問的興味・関心にしたがっていろいろと選ぶことが可能です。
※「ユニット」は学生の皆さんに分かりやすいように授業をパッケージ化したものです。多くの授業は、ユニットにとらわれずに1科目から受講することもできます。
- Q学外の実習はありますか?
- A「地域創成プロジェクト演習」では、地域の中に飛び込み、地域の方と共に考え、活動します。 「博物館実習」では、学外の各文化施設で数日間の実習が必須です。
- Q卒業後の進路や就職先にはどんなところがありますか?
- A図書館や博物館、デザイン会社、印刷会社、ITスキルを活かして、一般企業、銀行や信用金庫、病院事務等、様々な分野に就職しています。
- Q四年制大学への編入や専攻科への進学も可能ですか?
- A可能です。毎年、卒業生の1割くらいの方が編入・進学しています。
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