Department of Domestic Science

家政学部 生活科学科[2021年度人間生活学科より名称変更]

学びのポイント

  • 生活を科学し、生活者視点から建築を学修します。

  • 女性の感性を活かした建築士を育成します。

  • 体験・体感を活かした教育を実践しています。

  • 一級・二級建築士資格取得に向けた支援体制を構築しています。

  • 女性建築家として活躍できる様々な資格取得を支援します。

4年間の学びの流れ

1年次

建築に関することに興味関心を持ち、
基礎的な知識を身につけます。

教養に関する科目を広く受講すると共に、建築の基礎的な知識を修得するための「住居学概論」や「建築計画I」、「建築構造I」、「インテリアデザイン」と、設計製図の基礎能力を学ぶための「建築設計製図I」を学び、専門分野に対する基礎、基盤を修得します。
2年次

建築の専門的知識を身につけ、
応用できる能力を身につけます。

設計製図の応用的能力を育成するための「建築設計製図II」と、設計の基礎知識を学ぶための「力学・構造」、「計画・法規・歴史」、「材料・環境」などを学び、専門分野に対する基礎、基盤と応用力を修得します。
3年次

広範な専門的知識と技術のもと
建築を創造する能力を身につけます。

建築設計及びその生産管理などに必要な実務的な科目について学び、高度な実務的専門知識を修得するとともに、卒業研究に着手できる知識と素養を身につけていきます。また、建築士試験対策にも取り組みます。
4年次

総合的創造能力を修得し、
職業人としての倫理観、社会的責任を身につけます。

「卒業研究」では論理的な思考力と問題解決能力を修得し、「建築設計製図IV」では地域の抱える課題を設計に取り組み、総合的な創造能力を養います。また、将来の職業人として必要な倫理観と社会的責任を身につけます。

Interview

1年次
在学生インタビュー

生活科学科 建築デザイン専攻1年生

高校生の頃のわたし
数学が得意、美術も好きだったので、建築デザインの素養はあったのかもしれません。本学を選んだのは、建築士の資格取得に向けた支援や環境が整っているからです。
現在のわたし

家政学と建築は相性抜群。生活者視点のアプローチで、建築デザインがさらに面白く。

本学の「生活者視点から考えた建築」を学ぶことに魅力を感じています。生活全般を科学的に捉える家政学と、生活の機能性を求める建築は相性抜群。この2つの要素が快適さを生み出すことだと、私なりに理解しています。
建築やデザインについて学びたいと漠然と思っていた自分が、入学後実際に建築の基礎知識やデザインの原則について学び、図面作成や設計ソフトの使用など、建築デザインに深く接していることに驚きと成長を感じています。
4年次
在学生インタビュー

生活科学科 建築デザインコース(現・建築デザイン専攻)4年生

1〜3年生の頃のわたし
2年次から、建築の専門的な科目のほかに教員免許取得のための学修も本格的に始まり、履修単位が多いため、計画を立て着実に進めていました。
現在のわたし

建築士の資格と教員免許取得、忙しい日々ながら充実しています。

本学は、家政学と建築デザインの両面から学ぶことができ、私は、女性ならではの感性を活かせる建築士になりたいと思っています。建築デザインの学びを重ねるごとに、設計案をまとめる時間が早くなり、建築設計製図や模型製作の技術も上達して、自分の成長を実感しています。
また、工業・家庭科の教員免許取得の学修では考え方の幅が広がり、建築設計にも応用できるようになりました。
忙しい日々ですが、友人と会える時はたくさん話をして、支え合っています。

取得できる資格・免許

■一級建築士(国家試験受験資格)及び二級建築士(国家試験受験資格)
■高等学校教諭一種免許状(工業・家庭)
■中学校教諭一種免許状(家庭)
■特別支援学校教諭一種免許状
■福祉住環境コーディネーター
■建築設備士
■インテリアプランナー
■インテリア設計士
■キッチンスペシャリスト
■インテリアコーディネーター
■商業施設士

目標とする職業

建築士 インテリアコーディネーター 商業施設士(コマーシャルスペースデザイナー) 福祉住環境コーディネーター 設計事務所 ハウスメーカー 公務員(行政技術職) 高等学校教諭(工業・家庭) 中学校教諭(家庭)

各専攻の授業の一部を
ご紹介します。

建築デザイン専攻

女性の感性を活かして、自然と共生可能な生活空間を美しく設計し、創造できる女性建築士を育成します。

建築設計製図Ⅰ~Ⅳ
  • 設計製図の 基礎から応用、総合的な空間創造について学ぶ。

    建築設計には、たくさんの図面が必要です。本授業は4年間で図面の重要性を認識し、プランニングや模型制作、手書き図面とCAD演習を通して、設計製図の力や空間を考える能力を伸ばします。
  • 建築設計製図Ⅰ~Ⅳ
インテリアデザイン
  • インテリアに関わる専門知識と技術を学ぶ。

    インテリアデザインの専門知識とインテリア設計の表現技術を修得するため、インテリアの歴史、インテリア計画、インテリアデザイン基礎、材料、装備・装飾の他、パースの手法を学びます。
  • インテリアデザイン
建築史
  • 建築の歴史から建物の見方を学ぶ。

    日本と世界の建築の歴史を学び、建築の形の変化や進化の背景を学びます。実際の歴史的建造物の見学を通して建築の見方を修得し、建築を考える上での基礎的なスキルを身につけます。
  • 建築史
家族建築学
  • 家族と住まいの関係について学ぶ。

    人間生活の基盤となる家族に焦点をあて、家族とは何か、家族の機能、家族の変化等を考えながら、住まいに求められる家族と建築の関係についてディスカッション形式で学びます。
  • 家族建築学
ウッドワーキング・クラフトデザイン
  • モノづくりを通してDIYのスキルと住宅建築に関わる技術を学ぶ。

    デザイン性と機能性を両立したモノづくりを実践し、木材の種類や特性、基礎的な木材加工技術を学びDIYのスキルを身につけます。さらに新築工事・リノベーション工事に必要な技能及び関連知識についての学びを深めます。
  • ウッドワーキング・クラフトデザイン
福祉住環境
  • 住みやすい 住環境を実現するための技術を学ぶ。

    医療や福祉、建築について幅広い知識を身に付け、高齢者や障がい者に対して住みやすい住環境を提案する能力を養います。適切な住宅改修プランを提示し、助言できるような技術を修得します。
  • 福祉住環境
建築構造力学Ⅰ
  • 建物に働く力や部材に生ずる力について学ぶ。

    構造力学では、建築物に働く力を理解するとともに、部材に生じる力の基本的知識を身につけます。授業では簡単な実験や模型等を用いて、力の流れが理解できるように工夫されています。
  • 建築構造力学Ⅰ
Q建築の勉強についていけるか心配です。
A建築の専門科目では、少人数制の利点を活かし、一人ひとりに基礎から丁寧に指導します。建築士資格取得のための指導もわかりやすく行っています。

Q高校では文系に進んだので、物理や数学を学習していません。ついていけますか?
A大丈夫です。本専攻は家政学部で学ぶ「文理融合型の建築」です。文系出身者の在学生も多く、難しい計算は少人数制を活かして教員が基礎から丁寧に指導していますので、心配いりません。
Q家政学部の建築学には、どのような特徴があるのですか?
A使い易さや住み心地という生活者の目線で建築を学び、科学的な視点から学修する点が特徴です。工学的な視点の工学部、造形的な視点のデザイン学部と異なり、モノとヒトの両方の視点から建築を学びます。
Q卒業後の進路や就職先にはどんなところがありますか。
A設計事務所をはじめ、総合建設業、ハウスメーカー、インテリア設計事務所等の建築関係、工業高校教員、中学・高校家庭科教員、公務員などがあります。

[専門科目] ※抜粋(建築デザインコースの内容です)

1年次
住生活概論
色彩学
インテリアデザイン
建築構造Ⅰ
建築計画Ⅰ
建築設計製図Ⅰ
2年次
家政学原論Ⅰ・Ⅱ
建築史
構造力学Ⅰ
構造力学演習Ⅰ
構造力学Ⅱ
構造力学演習Ⅱ
建築材料学
建築法規Ⅰ
建築構造Ⅱ
建築計画Ⅱ
建築設計製図Ⅱ
3年次
建築法規Ⅱ
建築環境工学Ⅰ
建築環境工学Ⅱ
人間環境学
建築設計製図Ⅲ
建築施工
地域防災計画
海外生活実習
卒業研究Ⅰ
4年次
建築設備
家族建築学
人間環境学実験
建築設計製図Ⅳ
卒業研究Ⅱ
OG Interview社会で輝く先輩たち
  • 社会で輝く先輩たち

    人間生活学科
    福祉コース卒業

  • 社会で輝く先輩たち

    人間生活学科
    建築デザインコース卒業

  • 社会で輝く先輩たち

    家政学部
    食物栄養学科卒業

  • 社会で輝く先輩たち

    家政科
    食物栄養専攻卒業

  • 社会で輝く先輩たち

    幼児教育学科
    幼児教育コース卒業

  • 社会で輝く先輩たち

    幼児教育学科
    チャイルド・ミュージックコースコース卒業

  • 社会で輝く先輩たち

    地域創成学科卒業

  • 社会で輝く先輩たち

    文化学専攻卒業

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