JA福島さくらとの連携
本学は平成28年に福島さくら農業協同組合(JA福島さくら)と包括連携協定を締結しました。
平成23年3月に発生した東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所事故の影響により福島県農畜産物の安全性への風評は払拭されたとは言えません。
食の生産に取り組む農家に寄り添いながら、地元の農業産品のイメージアップと消費拡大を図ることに貢献したいと考えています。
- 地元農産物を使用した弁当の開発と販売
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郡山女子大学家政学部食物栄養学科においては、「調理学実習 II」の授業で「調理学」・「調理学実習I」で学んだ基礎的知識・技術をさらに発展させ、応用的な知識・技術を学ぶとともに、管理栄養士として役立つ実践能力を養います。 調理学の科学的・文化的な知識に基づいた調理技術を修得するとともに課題献立の作成や栄養価計算を行い、平成27年度から郡山市産の米(あさか舞)や野菜を使用した弁当を考案し28年度からはJAの店舗にて期間限定で販売が行われ、地元農産品への注目を図っています。
- 施設壁面に絵を描き農業に対するイメージアップを図る
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郡山女子大学短期大学部地域創成学科においては、1年次の「地域創成ゼミナール」での学びをふまえ、2年次の「地域創成プロジェクト演習」でさらに深く地域活動に関心を持ち、具体的な関わりを持つことで、協同活動の楽しさや難しさ、必要性を学びます。地元への愛着と、農業産品への関心や親しみが長く続くように、JA諸施設の壁面に大きな絵を描き、 農業に対するイメージアップを図っています。これまでは郡山市安子ヶ島のJA梨選果場壁面、同市日和田内のJAカントリーエレベーター壁面に絵を描いてきました。今年は同市大槻のJA倉庫壁面に絵を描きました。