大阪・関西万博研修に行ってきました! [生活科学科 建築]
2025.09.12イベントニュース学内ブログキャンパスライフ家政学部 生活科学科建築デザイン専攻
この夏休み、生活科学科の学生たちで大阪・関西万博へ研修旅行に行ってきました!
<サテライトスタジオを見学>
まず訪れたのは、福島県大玉村在住の建築家・佐藤研吾さんが設計し、郡山市のおおほり建設さんが施工を担当した「サテライトスタジオ西」。建物の周りを歩きながら、設計の工夫や施工の舞台裏について、直接解説していただきました。
このスタジオは福島県産の木材をふんだんに使用しており、構造や部材のほとんどが再利用できるように設計されています♻️しかも、万博終了後には福島に移設され、地域の人々が集まる拠点施設として新しい役割を担う予定です。
「建築は一度きりのものではなく、土地や人とつながり続ける仕組み」――そんな佐藤さんの考え方を、学生たちは建物を通して強く実感しました。
ある学生は、
「建築って“建てて終わり”じゃないんだと気づきました。地域と未来をつなぐ役割があるってすごい!」
と目を輝かせて語っていました。
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設計者佐藤研吾さん による生解説 |
おおほり建設さん ありがとうございました |
<万博の見学>
その後は、大屋根リングをはじめ、フランス🇫🇷、ドイツ🇩🇪など世界各国のパビリオンをめぐりました。スケールの大きさや展示の工夫に圧倒されながらも、楽しく学びの多いひとときを過ごすことができました。
「世界の建築や文化を一度に体験できて、とても刺激になりました!」
「自分もいつかこういう場で活躍できるようになりたいです」
といった感想も聞かれ、学びとともに将来の夢も膨らんだようです✨
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大屋根リング🪐 機能性と意匠性に感激! |
フランスパビリオン🇫🇷 Diorの展示💎 |
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ドイツ館🇩🇪では サーキュラーと一緒に! |
<次は「福島での研修」へ!>
今回訪れたサテライトスタジオは、万博閉幕後に福島に戻ってきます。その移設作業や地域での新しい活用の場づくりにも、学生たちが研修として関わる予定です。
「建築をつくる」「建築を移す」「建築を地域で生かす」―そのすべてを体験できるのは、本学科ならではの学びです。
生活科学科建築デザイン専攻では、このように社会や地域とつながりながら実践的に学べる機会がたくさんあります。
高校生のみなさんも、ぜひ一緒に未来の建築を考えてみませんか?🌱
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持続可能な建築のあり方 を“実物”で体験できる 日本館🇯🇵 |
2025年度 建築 No.9