短期大学部地域創成学科の地域創成プロジェクト演習の一つ「つなぐデザインプロジェクト」で取り組んだ双葉町「環境再生」デザインプロジェクトの完成報告会が12月17日、双葉町産業交流センターで開かれました。

　２年生6人が小松太志准教授の指導の下、環境省福島地方環境事務所などと連携し取り組みました。11年前の東日本大震災と原発事故により避難した20歳になる双葉町の人たちへ故郷とのつながりを感じる記念品を贈ろうと、現地調査や20歳の皆さんとリモートで対話を重ねました。

　町内の小学校や児童館に残されていたカーテンや鼓笛隊の衣装などの布材を再利用。学生たちがデザインを考え、カードケースやパッチワークの双葉ダルマ、ポストカードを作りました。報告会で披露した品々は、伊澤史朗町長らに高い評価を得て感謝されました。

　３種類の記念品は１月７日に開かれる「双葉町はたちを祝う会」で贈られます。

感想を語る学生

再生品の説明

双葉町長（右）の講評

完成した記念品