相双地方で発見!森林の恵みが活きるSDGs見学会 [生活科学科 建築]
2024.12.18イベントニュース学内ブログキャンパスライフ家政学部 生活科学科建築デザイン専攻
建築デザイン専攻の1〜2年生が「相双地方で発見!森林の恵みが活きるSDGs見学会」へ参加しました!
初めに見学した浪江町の「大断面集成材工場(FLAM)」は、福島イノベーション・コースト構想に基づく農林水産プロジェクトとして整備された国内有数規模の大断面集成材工場です。それぞれの製材工程を見学し、どのようにして大断面の集成材がつくられていくのかを実際の目で見ることができました。
学生たちは疑問に思ったことを積極的に質問したりするなど、有意義な時間となったようです。
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FLAMの工場内を見学 | 疑問に思ったことはその場で質問! | ![]() |
みんなで記念撮影📷✨ |
「ふれあいセンターなみえ」は、前述の工場で加工された集成材を使用した施設です。工事監理を担当したなみえ町役場の女性職員の話を聞くことができ、実際に施工する上で大変だったこと等をお話してくださいました。
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ふれあいセンターなみえ |
「はらまち認定こども園聖桜」は県産材を使用した木造園舎で、建設中の貴重な現場を見学することが出来ました。また、施主・設計者・施行者それぞれの立場から建設中の建物のコンセプトやこだわった点を聞くことができ、学生たちはとても参考になったようです。
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はらまち認定こども園 聖桜 |
「相双地方森林組合」では、製材加工するところだけでなく、建築資材としては使用されない樹皮をおが粉へと加工する工程を見学させていただきました。おが粉へと加工された樹皮は畜産敷材とし使用されるそうで、学生たちは加工工程をとても興味深そうに見学していました。
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相双地方森林組合 製材の様子 |
今回の見学会は建物を見学するだけではなく、材料の加工工程から実際の建物、そして加工中に出た端材や樹皮などを再利用するまでのサイクルを見ることができ、今後の授業にも活きる貴重な機会となりました!
2024年度 建築 No.12