こんにちは!健康栄養学科です♪ 葛尾村で活動中!~第7弾~
健康栄養学科では、葛尾村の凍みもちをたくさんの人に知ってもらうために、凍みもちを利用した商品の開発に取り組んでいます。
2月9日(日)は葛尾村で料理教室を大学食物栄養学科のみなさんと一緒に開催しました!大寒波の影響で降り続いた雪の影響でボランティアに参加できた学生は少なくなってしまいましたが、村の生活研究グループのみなさんと楽しく料理を作りながら交流することができました!
大学はえごまを利用した「えごま米粉めんぱい」と「じゅうねん蒸しパン」の2品、短大は凍みもちを利用した「凍みクルミゆべし風」と「凍みもチーズ春巻き」の2品を作りました。村の生活研究グループのみなさんは郷土料理の「昭和のじゅうねんぼた餅・令和のじゅうねんぼた餅」と「昭和のだんご汁と令和のすいとん汁」として、昭和と令和の違いが比べられるように2品ずつ作ってくれました。
昭和のだんご汁は、夕食で余ったご飯で次の日の朝にだんごを作り、お味噌汁に入れて食べるもので、今の時代のように肉や野菜を入れたすいとんとは違うそうです。また、じゅうねんぼた餅は、昭和のぼた餅は拳くらいの大きさで、たっぷりのじゅうねんと砂糖が使われた衣をまとっていて、現在のぼた餅よりも贅沢な食べ物に感じました。昔と今の葛尾村でのじゅうねんの生産量の違いを示しているようにも見えました。
「凍み餅は戻して焼くだけしかやったことが無かった。」「凍み餅に混ぜているのは何?」特に春巻きは総菜として食べられるようにチーズやベーコンビッツを入れて作り、老若男女に気に入ってもらえるものとして新しい食べ方のひとつを提案できたと思います。
試食会では村の人たちと会話が弾み、学生はおかわりをしてとても満足気でした。食べきれなかった料理はお土産として、それそれが持ち帰りました。
ただ作って食べるお料理教室とはちがい、その土地の歴史を垣間見ることができ、さらに特産品に学ぶ貴重な機会になったのではないかと思います。葛尾村生活研究グループのみなさま、ありがとうございました!!