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「発掘ガール・一心不乱」展 見どころ紹介③

2017.11.17地域創成学科文化学科

会津若松市歴史資料センター(まなべこ)で開催中の「発掘ガール・一心不乱」展のみどころを紹介します。

「笹山原にやってきたヒトはどんな生活をしていたのですか?」

石器を使って、狩猟によって食糧を得ていたと推定されます。
約3万年前の地球は今より寒冷な気候で、笹山原も落葉広葉樹の茂った、現在の釧路湿原のような環境であったと考えられます。
そこは湿原に生える草本類などを食糧とする、ナウマンゾウ、ヤギュウ、オオツノジカなどの絶滅動物の集まる場所だったのでしょう。
彼らはそれらの動物の狩人だったようです。
石器装備を整え、動物を待ち伏せし、狩猟していたと考えられます。
仕留めた動物の肉は食糧となり、皮は衣類やテントに、角は道具に加工されました。
笹山原はそのような狩猟民のキャンプ地と推定されます。

狩猟民の道具として作られ、使われた石器

会期は12月3日(日)までです(月曜休館)。
ぜひ、ご来場ください!

ご来場の方に学生がデザインしたオリジナル缶バッチをさしあげています!


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