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発掘ガール2019_笹山原遺跡から ⑤

2019.05.17学内ブログ地域創成学科専攻科 文化学専攻家政科 福祉情報専攻文化学科生活芸術科

5月15日(水) 今日は晴れ
女子大のある郡山市は不安定な空模様とのことですが、こちらの発掘現場は大丈夫そうです。
  

発掘作業開始


    
さて、今日も発掘作業を頑張る発掘ガールたち。
平安時代の面に現れた小さな谷は、自然地形か遺構なのか、謎が深まっています。自然地形の谷ではないかと調査を進めていましたが、平坦な面に「焼土面」が確認されました。平安時代の人は、この谷(または穴)で火を焚いていたのでしょうか?う〜む、どんな目的で火を焚いたのか??
  

謎の谷底の焼土面


   
ここでちょっとだけ専門的なお話。
・遺物とは・・過去の人類が作り出した「道具」のこと 土器や石器などの動産的なものの総称
・遺構とは・・過去の人類が「地面に残した施設の跡」 建物だったりお墓だったり
・遺跡とは・・過去の人類が残した「活動の痕跡」 集落跡や祭祀跡、水田やお墓の跡もあります
「トータルステーション」という遺跡管理システムがあります。昔は手作業で行っていた遺物の図面を瞬時に記録できるという優れもの。開発会社の方に指導を受けながら作業をします。
   

トータルステーション操作の指導を受ける


   

ランチは今日も「女子大そうめん」


   
調査は進み「2a層」の掘り下げが続いていますが遺物は出ません。もくもくと掘り進め、土の山が大きくなるばかりの一日でした。
  

「美味しいもの出たニャ?」


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