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大学院修士課程 ⑥ 雪害研究発祥の地を調査

2019.01.25学内ブログ大学院 人間生活学研究科

大学院生と学部3年生が「雪害研究発祥の地」山形県新庄市の旧積雪地方農村経済調査所を訪れました。積雪地方農村経済調査所は、大正末から昭和初めの雪国農村の窮状を目のあたりにした山形県出身の衆議院議員松岡俊三が雪国救済の必要性を強く政府に対して訴え続け、昭和7年に積雪地方の救済が国の施策として初めて施行されることとなったことから、昭和8年に積雪地方農村経済調査所が山形県新庄に設置されました。ここから雪国に暮らす人々の生活を向上させる道を拓くための実験や研究が始まりました。ここから、後の雪氷学会に発展しています。訪れた院生たちの研究も福島県の雪害対策に関するもので、今回の訪問で雪害対策の歴史と重要性を学んだようです。なお、大学院修士課程の本発表会は来年2月1日の予定となっています。皆様の参加をお待ちしています。

旧農林省「積雪地方農村経済調査所」の庁舎の一部 現在「雪の里情報館」


「雪の里情報館」玄関での院生たち


日本初の積雪調査


雪害建白書


雪国と暖国の比較統計図表


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