平成28年に郡山女子大学が葛尾村と包括連携協定を結んで以来、毎年葛尾村で行われるさまざまなイベントに参加しています。
今回、大学食物栄養学科と短期大学部健康栄養学科は、2月12日（日）に葛尾村活性化センターで、村のみなさんを対象とした料理教室を開催しました。大学食物栄養学科の学生7名、健康栄養学科の学生3名、葛尾村のみなさん11名と一緒に、えごまを使った『えごまキンパ』や『体にえェごま団子』、凍み餅を使った『凍みチョコもち（ココア・オレンジ）』を作りました。村のみなさんからは『さい餅』と『ふき炒り』を教えてもらいました。初めは緊張していた学生たちも徐々に打ち解け、村のみなさんに学びながら楽しく調理に取り組むことができました。

凍み餅とチョコレートは相性抜群！
くるみやオレンジピールとも仲良くなれます。

同じ福島県内であっても、地域が異なれば食生活やその土地に根付いている郷土料理は変わってきます。伝え残していきたい料理がたくさんあると思いますが、作ることができる人が少なくなり、食卓に上がることも減ってきています。
食を学ぶ学生にとって、さまざまな「食」を学ぶことは、次の世代に「食」を繋ぐことにもつながります。今回の料理教室は、地元の食を知るとても良い機会となりました。

上：えごまキンパ
左：ふき炒り、　　体にえェごま団子
　　凍みチョコもち（ココア・オレンジ）
右：さい餅