地域創成学科2年生学芸員課程履修学生と専攻科文化学専攻学生は、双葉町へ学外見学に行ってきました。

　目的地は「浅野撚糸双葉事業所」と「東日本大震災・原子力災害伝承館」です。
　浅野撚糸株式会社（本社岐阜県安八町）は、経済産業省から福島の復興の契機を呼びかけられ、今年4月に双葉事業所を開所しました。

　会社概要を説明いただいた後、開所と同時に入社した若い社員さんから入社までの経緯と意気込みについてお話しいただき、学生たちは大きな刺激を受けたようです。

　午後は「東日本大震災・原子力災害伝承館」を見学しました。

　震災当時は小学校低学年であった学生たちで、伝承館へは初めて訪れた学生がほとんどでした。

　伝承館の資料はデータが最新のもので、刻一刻と変わる廃炉の現状や人々の生活について生々しく捉えることができました。原資料が持つ力強さ、わかりやすい展示方法、解説員による展示の補完、デジタルアーカイブなど、学芸員課程を履修している学生たちにとってたくさんの学びがある見学会でした。