東日本大震災の次代への継承などを目的にしたＮＨＫ福島放送局の企画「語り部クロス」が11月５日、短期大学部地域創成学科の１年生を対象に行われました。
　震災時に双葉郡大熊町の中学生だった小泉良空（みく）さんが、語り部として原発事故で避難生活を送った経験や、４年前に故郷へ戻って双葉郡の復興に向けた仕事に就いた思いなどを語りました。
　学生たちはグループに分かれ「次世代に震災の記憶を継承するために若者の私たちができること」をテーマに話し合い、それぞれの意見や提案を発表。同世代や年下の震災を知らない世代へ、どのような方法で伝えていくかなどを真剣に考えました。