人間生活学科(生活・福祉・建築)建築⑩ 国見町と共同開催「石工(ロック)フェス2018」大盛況!
2018.10.03イベント学内ブログ家政学部 人間生活学科(現生活科学科)建築デザインコース
人間生活学科建築デザインコースでは、地域連携、地域貢献の一つとして国見町と共同で企画・運営したイベント「国見お宝再発見 石工(ロック)フェスin石蔵2018」を実施しました。
このイベントは、今年で3回目の開催。連休の中日での実施でありながら、昨年よりも多くの方が参加してくださり、大盛況のうちに終了しました。
本コースの学生と教員は、5年間に渡って国見町で採掘される国見石とその石造建造物について調査・研究を続けてきました。会場となった旧小坂村産業組合石蔵(現JAふくしま未来小坂支店)は、本学の教員と学生が建物調査を行い、国登録有形文化財となった建物です。
本イベントには、建築デザインコース学生全員および生活総合コース1年生の学生がボランティアスタッフとしてイベントに携わり、イベントの企画ブースも盛り沢山の内容で開催されました。
今回の目玉は、「石蔵タカラバコ作り」です。石蔵の形をしたダンボール箱にマスキングテープやイラストを描いて、思い思いのデザインの石蔵タカラバコを製作していました。
この他にも「石蔵宝物探し3」では、子どもから大人まで楽しめるオリエンテーリングで、謎解きのシートを片手に子どもたちが楽しそうに問題を解いていました。年々難しくなった問題に悪戦苦闘していましたが、お宝を見つけた時のうれしそうな表情に心が温まりました。
また、「石切り体験」では江戸時代から続く技法を体感でき、学生も補助をして親切に石の切り方の実演や石切り体験を教えていました。
調査や研究、ボランティア活動を通して、学生は地域の方々と心を通わせて触れ合える良い機会になったのではないでしょうか。建築デザインコースでは、地域と協同で実施する活動が他にもたくさんあります。今後も積極的に地域交流や地域貢献活動に勤しみ、地域で活躍する学生を育成していきます。地域貢献に興味のある方は人間生活学科建築デザインコースへ!
最後に、ご来場下さった皆様に心より感謝申し上げ、来年もご来場いただきますようお願い申し上げます。
今年で3回目を迎えた「石工フェスin石蔵」 建築デザインコースの学生が ボランティアスタッフとして参加 |
「女子大生が教える講演会」では会場となった 登録有形文化財の建物について魅力を講演 |
「石切り場体験」では職人さんと学生の実演や 補助を通して国見石の職人の技術を披露 |
昨年に続いて実施した「石模様ハンカチ作り」 国見石に関するハンカチを作れるのはココだけ! |
研究室で製作した「国見石の石蔵模型」 国見町で古い石蔵を構造や質感まで再現 |
今年初お披露目となった「石蔵タカラバコ作り」 デコレーションを施して自分だけのかわいい 石蔵を製作 |
今年は短大音楽科の皆様が「石蔵ミニコンサート」 を開催美しい歌声と音色にうっとり |
毎年瓦葺職人さんに協力していていただいて瓦の 魅力を発信手作りした鬼瓦は現在家で飾ってます! |