【地域創成学科】福島の「環境再生」 デザイン開発・展開プロジェクト
- 郡山女子大学短期大学部 地域創成学科の授業「地域創成プロジェクト演習」内の活動のひとつである「つなぐデザイン」プロジェクトチームでは，今年7月から環境省と環境再生プラザと連携して「福島の「環境再生」 デザイン開発・展開プロジェクト」に取り組んできました。
このプロジェクトは、学生が福島の「環境再生」をテーマとしたシンボルデザインを作成し、それを各種グッズに展開して環境省にかかわるイベント等で配布することで、福島の環境再生の進展状況やこれからの方向性を広く伝えて風評被害の払拭を目指すものです。
このたび12月5日(土)・6日(日)に開催される「GTFグリーンチャレンジデー2020 オンライン」において，活動の様子を動画で紹介していただくことになりました。これに合わせて，活動の様子を大学ブログでも紹介させていただきます。
▼GTFグリーンチャレンジデー2020 オンライン
日時：12月5日(土)・6日(日)
参加費：無料
イベントURL：https://gtfweb.com/gcd2020/
例年，新宿御苑で開催されていましたが新型コロナウィルス感染防止の観点からオンライン開催となりました。
イベントの企画に参加していただくことで、学生がデザインしたエコバッグが抽選？でプレゼントされるそうです。
どうぞ応援をよろしくお願い致します。
それではプロジェクトのあゆみをご紹介します。
7月に環境省から福島の環境再生の現状についてオリエンテーションを受けました。その後、アイデアを広げながらデザインの方向性を探るためのワークショップを実施しました。
オリエンテーションとワークショップの様子
9月には前回のオリエンテーションを受けて、学生がアイデアスケッチを作成。発表をおこないました。イベントのための動画撮影やTOKYO FMのディレクターの方から番組制作のための取材を受けました。自分のアイデアを言語化して伝えることも勉強です。
第1回中間報告会｜アイデアをプレゼン。
アイデアスケッチからデザインをさらに検討。9月の第2回中間報告会ではデザインを反映した紙袋のモックアップを前にプレゼンテーションを実施しました。
第2回中間報告会｜
10月のもみじ会で取り組みを紹介しました。今年のもみじ会は新型コロナウィルス感染拡大防止
の観点から学内関係者でのみ実施。代わりに学外向けに動画配信で紹介をおこないました。
動画はこちらから（4:33〜）↓
10月にはデザインが決定して入稿データを作成しました。アイデアから実際の印刷物制作までを経験することができました。
また、環境省からお声がけいただき再生可能エネルギー産業のイベント「REIFふくしま2020」を訪問。環境省のブースであらためて福島の環境再生の現状について説明を受け、自分たちの取り組みの意義について再確認ができました。
「REIFふくしま2020」を訪問。伊藤仮名さん、伊藤里納さんのデザインを反映したエコバッグもいちはやく展示されていました。いい感じです。
11月12日、いよいよ完成発表会！学生も本印刷・加工された完成品を目の前にするのは初めてでした。3ヶ月間、コロナ禍で授業も大変だった中で取り組んだデザイン。完成品を前に想いもひとしおです。
当日は多くのメディアに取材へ来ていただきました。学生もしっかりとインタビューに受け答えしています。
完成発表会の様子
プロジェクトを通して、学生も自分たちの暮らす福島の環境やその魅力についてあらためて知ることができました。アイデアをカタチにするデザインの魅力や難しさも経験しました。
今後、学生のデザインは環境省のさまざまなイベントで活用・展開される予定です。その第一弾が12月5日(土)、6日(日)にオンラインで開催される「GTFグリーンチャレンジデー」です。
ぜひ学生の活動の様子を動画でご覧ください。
▼GTFグリーンチャレンジデー2020 オンライン
日時：12月5日(土)・6日(日)
参加費：無料
イベントURL：https://gtfweb.com/gcd2020/
プロジェクトの様子はTOKYO FM、ふくしまFMの「Hand in Hand」で番組としても紹介していただきました（ふくしまFM放送日：11月29日（日） 09:30-09:55）。こちらのホームページでも詳しく紹介されていますのでご覧ください。
https://www.tfm.co.jp/hand/index.php?catid=3728&itemid=172086
