大学の食物栄養学科セミナーが学内で行われ、紺野信弘副学長・同学科教授が「健康と身近なスポーツ」と題して講演しました。
　紺野副学長は、急激に進む少子高齢化に伴い健康寿命の重要性が高まっていることから、バランスの取れた食事と日ごろの運動の大切さを強調。身近なスポーツとしてウォーキングを薦めました。
　ウォーキングの効果を高めるため「速歩き」と「ゆっくり歩き」を３分間ずつ交互に行うインターバル速歩を提案し、ポイントや継続して行う工夫なども紹介しました。
　最後に本学に開設された「スポーツ栄養研究所」の目的を語り、運動部活などを行う高校生への栄養指導、働き盛りの人に対する栄養指導時の運動指導、高齢者の健康維持のための運動と栄養指導などの研究を進めていきます。