現在、幼児教育学科「保育内容演習　生活と環境Ⅰ」の授業では、教材研究に取り組んでいます。今回紹介するのは、屋外遊びを促す教材の一環として、フィンランド発祥のモルックです。モルックとは、フィンランドのカレリア地方の伝統的なkyykkäというゲームを元に、Tuoterengas社（フィンランド）によって1996年に開発されたスポーツです。とても簡単なルールで老若男女問わず気軽に楽しめるのが特徴です。（一般社団法人日本モルック協会ホームページより）

今回は、3人1チームで試合を実施しましたが、予想以上に白熱したゲームが展開され、一瞬でモルックの魅力に引き込まれました。屋外で体を動かしながら、戦略を考えたり、スコアを計算したり、倒れたスキットルを起こしたりと、役割分担する場面も多く、チーム戦でも十分に楽しむことができました。保育教材としてどのように保育活動として展開・応用できるかを考えることが、今回の振り返りの視点となりました。

モルックに興味のある方は、幼児教育学科のオープンキャンパスやちょっとサキドリ女子大生でも、模擬授業のひとつとして実施する予定ですので、ぜひ挑戦してみてください。