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【生活科学科 教員インタビュー】第1回 近内直美先生

2024.01.10ニュース学内ブログ家政学部 生活科学科社会福祉専攻

  本学生活科学科には、様々な専門知識や経験を持った教員が多数在籍しています!そんな先生方のことをもっと知っていただきたく、【生活科学科 教員インタビュー】を企画いたしました。
  本シリーズ1回目にご紹介するのは、社会福祉をご専門とする『近内直美先生』です。


Q1. 先生のご専門分野・研究内容について教えてください。
  ソーシャルワークの援助技術におけるスーパービジョンの方法について研究し、実際に現任のソーシャルワーカーへのスーパービジョンも行っています。また、権利擁護に関しても、県の委託事業に参加し、その仕組み作りや活用について検討を深めているところです。

Q2. 先生が担当されている主な科目について教えてください。
  社会福祉士養成に関する科目で、1年時に学ぶ「ソーシャルワークの基盤と専門職」があります。ここでは専門職である社会福祉士に必要な価値や倫理を中心に、ソーシャルワークの概念や歴史、面接の手法、地域との関わり、社会における福祉の向上に寄与するための行動なども学びます。これらの基盤を持ち、その後2年生から3年生へと専門性を積み上げていくこととなります。


Q3. 先生が社会福祉を学ぶようになったきっかけは何ですか。
  高校の担任の先生に「子どもが好きで、人の役に立つことができる職業に就きたいです」と話したところ、福祉は分野が色々とあるため、広く福祉を学び、その後に分野を選択しても良いのではないかと提案され、福祉を学ぶと決めました。

Q4. 先生ご自身が大学で学んで良かったと思う点はどこですか。
  高校生の時に知っていた福祉の専門職は、保母の資格(現・保育士)ぐらいでした。しかし、大学で社会福祉を学ぶ中で、その範囲や職業の多様性、社会における役割、ソーシャルワーカーとしての理論や価値、倫理、実践などを知ることができ、さらに面接の奥深さも実感いたしました。専門的な知識を活用して社会貢献できる部分も多く、自分のやりたい福祉を見つけることができたと感じています。


Q5. 先生の研究室の卒業研究テーマや地域貢献活動などの研究室活動を教えてください。
  「地域福祉」「障害者に関すること」「認知症に関すること」等、幅広く学生と共に活動しています。最近は、卒業研究のテーマとして「地域の活性化」や「障害者福祉の向上」を選択する学生が増えているように感じます。

Q6. 社会福祉に関心のある高校生へ、メッセージをお願いします!
  社会福祉では他者を支援することを学ぶため、他者を理解し、自分の考えを言語化することが必要となります。事例などを読み、概要を捉え、自分自身の考えをまとめ、わかりやすく言葉や文章にできる力が必要になるので、今のうちから本を読み、読解力や文章表現力、漢字の読み書き等の向上に取り組んでいただけると良いと思います。


  近内先生、貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました!

  なお、生活科学科Instagramでは、近内先生の素顔に迫った質問もしていますので、ぜひチェックしてくださいね♪

  2023年度 学科 No.8


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