Information

お知らせ

健康栄養学科です♪ 3月11日(月)

2024.03.19ニュース学内ブログ健康栄養学科

みなさんは、3月11日をどのように迎えましたか?
私たち健康栄養学科は、今年も郡山駅西口駅前広場で開催された「3.11ふくしま追悼復興記念事業キャンドルナイト」に、1年生のボランティア10名とともに参加しました。福島県県中地方振興局が防災啓発ブースを運営し、本学科は「要配慮者と災害時の食事-乳幼児と高齢者の食事編-」をタイトルとした展示発表を行いました。

学生ボランティア(一部)

 乳幼児用に離乳食の準備をするときは、現在の月齢よりも1~2か月先の月齢の食事を準備しておく、普段からレトルトや瓶詰の離乳食を食べる練習をしておく、ミルクを作るとき給水車の水はその日に使い切り井戸水は使用しないなどのポイントを挙げました。高齢者であれば、環境が変わることで食欲がなくなったり、誤嚥事故を引き起こしたりと、特殊な環境下では何かの拍子で状態が悪化することを想定し、事前に備えておく必要があります。平時には誰もが「私に限って」と思っていると思いますが、有事にはどのような状況に陥るか考えが及びません。乳児には離乳食や好きな食べ物・飲み物の準備を、高齢者には介護食や濃厚流動食、とろみ剤などをお守りとして備えておくことを提案しました。
 13:30~17:00には賞味期限が間近な備蓄食品を無駄なく利用するための方法として、乾パンを使った「乾パンドーナツ」とグラノーラとドライフルーツを使った「チョコグラノーラ」を試食品として、また、17:00~19:00には展示パネルで紹介した、1歳児でも高齢者でも食べられる「ミルキーすいとん」の試食130食を準備しました。粉ミルクが入っていることに特に拒否感を示す人はおらず、むしろこういった使い方ができることに驚いていました。乳幼児にも高齢者にも使える食事としてパネルに掲載したメニューは「もしもの時のレシピNo.3」として200冊準備し、ブースに足を運んでくださった来場者の皆様に配布しました。私たちの活動を見て、少しでも災害のために備えることを意識してもらえたらうれしいです!

ミルキーすいとんの試食は大人気!

参考にしてもらいたい「もしもの時レシピ」


同じカテゴリーのお知らせ

お知らせ

INFORMATION