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大山忠作氏の思いや襖絵の魅力語るー娘・采子さん招き教養講座

2024.10.31イベントニュース学内ブログ在学生・卒業生向け芸術鑑賞講座

 令和6年度第3回教養講座は10月30日、建学記念講堂で開かれ、文化勲章受章者の日本画家・大山忠作氏(二本松市出身)の長女で俳優の大山采子さんが講演しました。
 采子さんは忠作氏が亡くなる直前、書き遺した「凛として」という言葉を主題に「父・大山忠作と成田山新勝寺襖絵展を語る」の副題で講演。「勝ち負けや結果に拘らず、好きなことを思い切りやればいい」という父の教え、日本画の制作に当たっては大胆さと繊細さを併せ持った信念などを語りました。
 現在、二本松市の大山忠作美術館で開催中の「大山忠作襖絵展」について筆を執った40数年前の父の姿に触れながら、人生の転機となった忘れられない光景や、三春の滝桜と福島市高湯の楓(紅葉)を描いた郷土への愛着などを紹介しました。聴講した学生と附属高校生からも忠作氏や作品について質問が相次ぎました。
 采子さんは11月17日まで開催中の「襖絵展」の会場で連日、ギャラリートークを行い、来場者に忠作氏の思いや作品の魅力を伝えています。



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