生活芸術科 芸術館風景_1
2012.07.12生活芸術科
■芸術館の歴史
大学の正門の目の前にある芸術館。
「昭和三十九年春、松林の中に芸術館建築の槌音を響かせてから いよいよ九月 感激の引越しが始まる。
年中行事のようになっていた生活芸術科の移動成長もここに一応安定した。」
との記載をみることができます。 (「学園史」 第一巻 創立十年・第二巻 創立二十年 より抜粋)
昭和34年(1959)/旧館二階の校舎 → 職員住宅(四戸のうちの三戸)を教室として使用
昭和35年(1960)〜37年(1962)/旧館二階に戻る (彫塑・工芸室は職員住宅の一戸をそのまま使用)
昭和38年(1963)/高校南側校舎東端の二教室を使用 → 62年館に移動
昭和39年(1964)/芸術館 完成! ← 「東京オリンピックの年よ!! 」と先輩諸姉からのコメント
それから約50年近い時を経て、平成18年(2006)の年明け早々に芸術館は教室や階段、廊下や天井など
の改修工事を行い、壁面にはダンパーを入れるなどして大々的な補強工事を行いました。
それでも平成23年(2011)3月の東日本大震災では、教室の床に亀裂が入り、廊下の壁が崩落するなど、
建物は大きく傷つきました。5年前の補強工事があったからこそ芸術館は持ちこたえたのです。
現在、芸術館には主に短大の音楽科と生活芸術科の学生がいます。
音楽科の学生さんのピアノやフルート、そして美しい歌声が、朝7時頃から夕方遅くまで響き渡り、
生活芸術科の学生の創作の音も聞こえています。

ぜひ 芸術館へ いらしてください。