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生活芸術科 専門科目の授業風景_5

2012.07.23生活芸術科

■金曜日 2年生の実技科目

[日本画 Ⅰ ]
 この授業では、岩を砕いて作る岩絵具、泥を乾燥させた水干絵具、貝殻をすり潰して作る胡粉、植物
 染料、動物染料を使用しながら日本画の伝統的な技術の基礎を学んでいます。
 岩絵具は天然の砂なので、水彩絵具や油絵具のように絵具同士が混ざり合うことはありません。
 撹拌(かくはん)して筆に含ませることで混ざり合ったような色になるのです。

 喜多方の豪雪地帯・黒岩集落で生活している青砥先生は、廃校となった小学校の校舎をアトリエにして
 います。授業では毎回サバイバルな話題を提供。週末、学生は身も心もすっかり “天然漬け” になります。

雲肌麻紙にドーサ引きしているところ。ドーサとは膠と生ミョーバンの水溶液のことです。

美緑青・裏葉緑青・松葉緑青・鶯緑青・・美しい名前の色ばかり。
同じ色でも番号の大きいものほど粒子が細かくなります。

先生が天然絵具(朱色)の中にある不純物の除去方法を実践して見せているところです。

見たこともない道具や材料を前に先生から扱い方を学びます。


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