建築デザインコースでは、全学年で「建築設計製図」の授業があります。１～２年生では、図面の描き方や建築士製図試験の課題などを学び、3年生ではオリジナル設計、4年生では卒業設計があります。今回は、3年生の課題の「こども園の設計」を紹介します。

  この課題は、附属幼稚園の敷地を想定した計画・設計です。そのため、まずは現地に赴いて調査を行いました。今回は附属幼稚園の諸先生のご協力をいただき、園内の施設や園児達の様子、敷地の状況、周辺環境などを確認しました。

  附属幼稚園の先生と園児たちに幼稚園の良い所や大変な所などをリサーチ。文献や作品集などではわからない生きた情報を学生は得られたようです。

  今回の見学で分かったことを自分の設計に活かし、魅力的なこども園の設計ができることを期待しています。

幼稚園のスケール感を確認。昔は大きく 見えたものも、今では小さく感じます。	幼稚園の設計には安全な遊び場を 提供することも重要です。
園長先生から現場の声を伺いました。 前学長の想いが詰まった幼稚園は設計 のヒントとなったようです。	卒園生の学生と記念撮影。　　　　　　　 15年以上前に卒園した園児を今でも覚えて くれるステキな先生が附属幼稚園います！