第2回オープンキャンパスでは、「骨と健康」のテーマで模擬授業を行いました。加齢に伴う骨量の減少のために高齢期に骨粗しょう症になる女性が多いことを紹介し、栄養や生活習慣に関するチェックリストを使い骨粗しょう症を予防するための対策を説明しました。高校生の時期には、骨の形成に必要なカルシウム、ビタミンＤやビタミンＫなどの栄養素の適切な摂取に加えて、骨に負荷をかける運動を行うことにより骨量を増やすことができます。競技スポーツなどの激しい運動だけでなく、日常生活でエレベーターやエスカレーターを避けて階段を使ったり歩いたりするなど少しの努力でできる負荷でも効果があります。また、同じ対策は成人期以降に骨量減少を抑制するためにも有効です。最後に、健康な骨のために日常生活における注意と対策を紹介し模擬授業を終了しました。参加した高校生と保護者はエレベーターを使わないで帰路につき、模擬授業の内容が理解されたように感じました。

学科別説明会・模擬授業の様子