「ちょっとサキドリ!女子大生」地域創成学科「入門編」を実施しました
地域創成学科の多様な学びを半日で体験することを目的に、「文化・歴史系」「アート&デザイン系」「ビジネス・情報系」を60分ずつで3科目の授業を行いました。
Ⅰ時限(9:00~10:00)「考古学」(會田容弘)
発掘調査は人の営み(行動)を明らかにすることが研究の目的であることを、笹山原遺跡№16の調査の動画や遺物を例にして解説しました。
Ⅱ時限(10:10~11:10)「CG基礎」(小松太志)
コンピュータによるグラフィック制作の体験として、スマートフォンの壁紙を制作しました。作品は生徒の申し込み時のメールアドレスに送りました。
Ⅲ時限(11:20~12:20)「情報概論」(佐々木達矢)
「AI」が急激に進化している現代、人々は「AI」をどう活用していくべきなのか、情報社会で私たちは他者とどう生きるのかを考えました。
参加した生徒さんからの感想です。
Ⅰ時限「考古学」
・発掘調査はとても楽しそうだと思いました。また、学芸員補の資格をどう役立てるのかがわかりました。
・実際に土器に触るなど貴重な経験ができました。発掘の動画を見て、地道な作業の積み重ねだと感じ、興味を持つことができました。
Ⅱ時限「CG基礎」
・パソコンを使ってスマホの壁紙を作ることができて楽しかったです。Photoshopは授業などで使ったことがあったので、これからの授業に役立てていきたいと思いました。
・WordやExcelなどしかパソコンを使ってこなかったので、初めて使うソフトはとても楽しかったです。広告やサイトを作るときに必ず必要になる技術だと思うので、自分ももっと触れて学んでみたいと思いました。
Ⅲ時限「情報概論」
・情報社会で私たちは他者とどうやって付き合っていけばよいかを学ぶことができました。AIがどんどん進化していけば生活は便利になるけれど、失敗したときの責任は人間がとらなくてはいけないんだと思いました。
・AIがなくてはならない存在になって、そこから生まれる問題も多くある中、私たちは日々助けられているので、使い方を誤らないようにしたいと思いました。自分で深く考えたことのない内容だったので、このような知識も学んでみたいと思いました。

笹山原遺跡は後期旧石器時代から平安時代まで重なった遺跡です

平安時代の地層から出土した土師器(はじき)を観察してみましょう

操作にだんだん慣れてきました

スマホの壁紙を制作中

情報社会で私たちは他者とどう生きるか考えます

実際にAIがつくった画像を見て考えます
次回の地域創成学科「ちょっとサキドリ!女子大生」は「応用編」として7月22日(土)に実施します。大学ホームページから申し込み受付中です。たくさんのご参加をお待ちしています!