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[生活科学科 建築] 学生が調査した松田家住宅が国登録有形文化財に!

2022.07.25イベントニュース学内ブログ家政学部 生活科学科建築デザイン専攻家政学部 人間生活学科(現生活科学科)建築デザインコース

  建築デザイン専攻の学生と教員が調査した国見町貝田の松田家住宅の主屋と土蔵、表門および板塀の3棟が国の登録有形文化財(建造物)に答申されることになりました。これで7件、12棟目の文化財登録です。

  松田家住宅は、奥州街道の旧貝田宿に位置し、主屋や土蔵、表門、板塀と合わせて歴史的な景観づくり寄与していることが評価され、国の登録に答申されました。
  特に主屋は、木造一部2階建ての大型民家で、明治43年(1910)に国見町光明寺から養蚕民家を移築して建てられました。
  主屋は、焼失後の再建のため、軒裏まで漆喰(しっくい)を塗籠(ぬりごめ)たり、雨戸や戸袋を鉄板張りにしたりして、防火対策を充分に施している点が特徴です。

  松田家のご当主は、現在伝統芸能の発表会を主屋で開催するなど、建物の活用に積極的な考えをお持ちです。学生が今後のリノベ―ション設計を提案していく予定ですので、続報をお待ちください。

参考記事はこちら↓
福島民友ニュース (2022年7月23日)
NHK福島 NEWS WEB (2022年7月25日)


主屋・表門・
板塀・土蔵が
国登録有形文化財へ
大火の記憶から
防火対策を実践
明治24年建築の
土蔵も同時に登録
図面を手書きで作成し、
実際に測った数値を
記入して研究室でCAD化
学生が調査した建物が
文化財に。未来へ繋がる
「記録」に残る仕事が
できて学生も満足
地道な調査が地域の
宝の再発見に!
これからも頑張ります!

  
  建築デザイン専攻では、地域に根差した活動を数多く実践し、地域貢献と地域で活躍する学生の育成に力を入れております。興味のある方はオープンキャンパスに是非ご参加ください。
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  みなさんのご参加をお待ちしております!

  2022年度 建築 No.11


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