肢体不自由者教育論の授業風景 [生活科学科 特別支援教育]
2022.12.05イベントニュース教職課程家政学部 生活科学科社会福祉専攻建築デザイン専攻
生活科学科では、本年度から特別支援教育に関する授業が始まりました!今回は「肢体不自由教育論」の授業風景をご紹介します✨
この授業では、手や足など身体に障がいのある子に対する教育について学びます。今回の授業では、手にマヒがあってうまく動かせない子どもを想定して授業計画と教材を作成しました。
とは言っても、架空の子どもをイメージして作成することは難しいため、今回は学生同士がペアを組み、相手の利き手の逆の手(右利きなら左手)の器用さを高めることを目標としました。テーマは「子どもが楽しめる授業づくり」です!
最初に実態把握といって、対象児(今回はペアの人)の状態を調べます。学生はお互いに、字は書けるか、お箸は使えるか等を調べました。そして、ペアの実態に合わせた授業計画を立てて、教材を作りました。
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指導案の一例 | 教材の例 糸通し |
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フェルトのおもちゃ | ゲーム版 |
教材ができたらペアの人に実際に授業をしました。手先を器用にするための活動だけでなく、他の教科(図工や家庭など)の要素も混ざっていて個性豊かな授業でした☺授業後に全体発表会を行い、意見交換をして次の授業に生かしました。
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輪投げ 的に投げる! |
工作 利き手でないと難しい |
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スライム作り 混ぜる動作×理科 |
ぬいぐるみの制作 器用さ×家庭 |
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秋らしくて 可愛い教材でした! |
カラーボールを使った 腹ペコ青虫の授業 |
学生のみなさんは個性あふれる素晴らしい教材を作ってくれました。それぞれアイディアがとてもおもしろく、教育実習に向けてとても良い活動となりました。
生活科学科では、新たに特別支援学校教諭の免許状が取得できるようになりました!教師になりたい人や障がいのある子どもへの支援に興味がある方は、ぜひ生活科学科のHPをご覧ください。詳細はここから
2022年度 教職 No. 11