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【地域創成学科】「ちょっとサキドリ!女子大生・応用編」を実施しました

2023.07.28イベントニュースオープンキャンパス学内ブログ図書館地域創成学科専攻科 文化学専攻

 大学と同じ1科目90分を自分で選択した授業で体験してもらうことを目的に、「文化・歴史系」からⅠ時限「博物館教育論」、Ⅱ時限「図書館概論」、「ビジネス・情報系」からⅠ時限「情報メディア論」、Ⅱ時限「女性文化史」を選択科目としました。

 

「文化・歴史系」
Ⅰ時限(9:00~10:30)「博物館教育論」

 博物館に求められる多様な役割と改正された「博物館法」の関係を紹介し、社会の変化と要請に応じた学芸員課程カリキュラムの変遷と関連づけて学芸員の仕事を学び、また、本学科での幅広い学びの相互のつながりと実践的な学びを具体的にあげて、大学の授業をよりイメージしやすいように解説しました。

 

Ⅱ時限(10:40~12:10)「図書館概論」

 図書館の歴史を学ぶことによって、現在の図書館がどのようにして図書館になっていったのか、過去の例として、実はその実態がよくわかっていない「古代アレクサンドリア図書館」と、そのライバルだった「ペルガモン図書館」について、周辺の知識も交えながら現在わかっていることについて解説しました。

 

「ビジネス・情報系」
Ⅰ時限(9:00~10:30)「情報メディア論」

 情報メディアを「マスコミ(新聞・テレビ・ラジオ)」「パーソナル(直接対話)」「インターネット(WEB1.0、Web2.0、Web3.0)」の3つに分類し、情報弱者の立場を自分ごと化するためのワークと発表を行いました。

 

Ⅱ時限(10:40~12:10)「女性文化史」

 日本女子教育の先駆者「津田梅子」の生涯と功績について取り上げ、女子教育史上の意義や果たした役割を考察しました。会津出身の山川捨松が生涯支援したこと、福島県とのつながりについても触れました。

 

参加した生徒さんからの感想です。
「博物館教育論」

・今後求められる学芸員像、博物館の役割、博物館の変化を理解できました。変化していく時代の中では、適応力に加え企画力等も必要とされる根拠が明確に理解できて、今後の自分の理想像が以前と比較すると少しはっきりしてきて良かったです。博物館の近年のコロナへの対応なども、とても興味深かったです。

 

「情報メディア論」

・福島中央テレビや福島民報社など自分たちの身近なところと関わりを持ちながら「自分たちで行う」「自分たちで理解していく」という授業を行っていることがわかりました。
・高校生にもより身近に「自分ごと」にできるような例えをしてくださり、もっと知りたくなる授業でした。
・授業に参加した人たちで話し合いをすることにより、自分では見つけられなかった意見を得られたり、より自分の意見を深めることができました。

 

「図書館概論」

・図書館の歴史を理解しました。世界中の知識リポジトリを作ろうとしたプトレマイオスはすごいと思いました。先生のレファレンスサービスの話しや現代建築の話しもとても興味深かったです。司書を目指しているわけではないですが、レファレンスサービスの力を身につけたら様々な場面で活用できると思ったので、私もレファレンスサービスを身につけられるよう頑張ります。
・司書資格に関する科目に興味があったのですが、視野を広げるためにも様々な科目も受講したいと思いました。

 

Ⅱ時限「女性文化史」

・女子の高等教育の背景には、津田梅子さんたち多くの人々の力が積み重なったことにより今があるのだと、とても強く感じました。女性もたくさん能力を開花させ、社会で力を発揮できる世の中になり、自分もこれからたくさん学びを深め、社会で大きく活躍していきたいと思いました。

 

※Ⅰ時限、Ⅱ時限の授業とも受けた生徒さんの感想

・大学の勉強の雰囲気がよくわかって、イメージしやすくなりました。
・二つの授業ともスライドを使用しており、普段行っている授業の様子や高校の授業と大学の授業の似ている点や異なる点を見つけることができました。今回受講したことにより、今後についてより身近に考えられるようになりました。また授業を受けてみたいなと思いました。

 

博物館教育論のイメージ

「博物館教育論」

情報メディア論のイメージ

「情報メディア論」

図書館概論のイメージ

「図書館概論」

女性文化史のイメージ

「女性文化史」


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