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健康栄養学科1年生、研修旅行に行ってきました。

2024.02.29ニュース学内ブログ健康栄養学科

 新型コロナウイルス感染症が5類に変わり、全国的な新型コロナウイルス感染状況も落ち着いてきたので、2月21日(水)に3年ぶりの研修旅行に行ってきました。今年度は福島県いわき市、楢葉町、富岡町、郡山市を研修地として、バスでの日帰り研修旅行となりました。栄養士とフードスペシャリストを目指す学習の深化のため、机上では経験のできない食に関する学習をしてきました。

小雨が降っているけど車内は元気いっぱいです。

 研修旅行日は小雨が降っていましたが、学生は元気にバスに乗車して出発しました。まずは、いわき市にある「大野観光いちご園」でのいちご狩りを体験しました。「紅ほっぺ」、「おいCベリー」、「ふくはる香」、「章姫」の4種類を試食することができました。どれかお好みでしたか?どれもおいしかったようです。

いちごと一緒に

いちご農園はとっても広く、たくさんいちごを食べました🍓

 次に楢葉町の「Jヴィレッジ」でアスリート向けの食事を昼食として頂きました。食事が始まる前に、Jヴィレッジの管理栄養士から、アスリート向けの食事の説明を聞きました。この方は、本学食物栄養学科の卒業生でした。提供されたアスリート向けの食事のエネルギーは1,761 Kcalとのことで、同年代の女性が1食に食べる食事のエネルギーの約2倍です。運動して汗をかいた後の食事であるとのことで、塩分もこの日は8.8 gだそうです。提供された食事内容は、とても多いという印象は受けませんでしたが、食べ始めると、お腹がとてもいっぱいになってしまいました。それでも完食した学生もいました。

アスリート向けの1食です。全部食べられますか。

楽しく、アスリート食を味わいました。

 昼食の後は、富岡町の「とみおかアーカイブ・ミュージアム」に向かいました。このミュージアムは富岡町にある地元で受け継がれてきた地域資料や、東日本大震災と原発災害で生じた震災遺産を収蔵・展示している施設です。初めに施設の職員の方から概要説明を受けた後、自由に施設内を見学しました。富岡町の歴史や、13年前の東日本大震災に関する展示を、当時を思い起こして真剣に見学しました。

職員の方からお話をうかがいました。

 最後の研修は、郡山ビューホテルでのテーブルマナー研修です。マナー講座では、食事会に参加するときの服装やナプキンの使い方、食事を摂る早さ、グラスとナイフ、フォークの配置の意味と使い方、そして、白ワインと赤ワインのつくり方から飲み方まで学びました。
 シャンパンの代わりの白ブドウジュースでの学生の乾杯で始まりました。前菜、スープ、魚料理、肉料理、デザートをいただきました。食事中にもその料理を食べる意味やタイミングについても教えていただきました。真剣に解説を聞きながらも、おいしそうに食事を堪能しました。食事中にパンが出ますが、これは、お腹を満たすものではなく、口の中の味わいを混ざらなくするためのものとのことでした。みなさん、知っていましたか。

真剣に聞いています

乾杯!テーブルマナーを学びながら、おいしい食事を頂きましょう。
ジュースで乾杯しました🍷

ナイフとフォークを上手に使って

楽しみにしていた日帰り研修旅行は、あっという間に終わってしまいました。短い時間でしたが、採りたてのいちごを味わい、アスリート向けの食事を体験し、テーブルマナーも学びました。そして、福島県で学ぶ学生として、震災についても考える時ももちました。
まもなく新学期が始まります。栄養士とフードスペシャリストを目指して、専門の学習に臨んでいきましょう。


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