健康栄養学科です♪5月の「ちょっとサキドリ!女子大生」は端午の節句に合わせた鯉のぼりのいなりずし!
健康栄養学科は5月17日(土)、「ちょっとサキドリ!女子大生」を開催しました!今回は、端午の節句(はとうに過ぎてしまいましたが…!)に合わせた行事食として「鯉のぼりいなり」と「飾りずし」の2つをつくりました。
こどもの成長を祈願するイベントですが、カツオや柏餅以外の行事食はあまり知らないという人も多いでしょう。「こどもの日」だからこどもの好きなメニューを作って食べるというお家も多いのではないでしょうか?こどもに限らず、施設で過ごす人や病院に入院している人たちにとって行事食は季節を知ることにつながり、さらに普段とは異なる食事のバリエーションを楽しむちょっとしたイベントでもあります。

【まずは行事食を提供する大切さを講義で学びます】
きゅうり、ゆり根、錦糸卵、ボイルしたソーセージ、ボイルした小エビなどを、鱗に見立てながらいなりずしに飾り付けました。チーズかまぼこと酢飯をのりで巻いた細巻き、きゅうりをさらにのりでしっかり巻いて包丁で切れば、断面にお花が出現!花びらにはでんぶを散らしました。戸惑いながら使い慣れない巻きすを使って作る巻きずしはすこし巻きがあまくなってしまったり、花芯と花びらのバランスがうまく取れなかったりとアクシデントはありましたが心を込めて仕上げることができたのではないでしょうか。飾り寿司の完成です!

【上手に巻けるかな?】

【こどもの日にピッタリのいなりずし】
雨の中、参加した高校生は2名でしたが、心を込めて食事を作るという栄養士の仕事の本質を感じてもらえたのではないでしょうか。参加した高校生から、「年中行事をより詳しく知ることができて、在学生の考えたお弁当などをみれてこれからの探究の時間に活かしたいと思いました。」「おいなりさんも普通のは作ったことあったけど、少し工夫するとこのように鯉に見立てたりすることができると知りました。自分でデザインを考えるのが楽しかったです。今日作ったのは父母と祖父母に届けます。(原文から抜粋)」や「はじめての行事食作りで、料理経験がなく不安であったけど、先輩たちの分かりやすい指導のおかげで上手く完成することができたので楽しかったです!(原文から抜粋)」などの感想を寄せてもらいました。

【完成! 家族はみんな喜んでくれるかな?】
オープンキャンパスと違い、少し手の込んだ調理実習や講義と実習をセットにしてじっくり体験できる「ちょっとサキドリ!女子大生」。次回は6月24日(火)16:20から講義の模擬授業「給食のひみつを探ろう!」です。「講義の模擬授業はちょっと受けたくないな…」「講義はつまらないな…」と思う人もいるかもしれませんが、栄養士になるための勉強は実験や実習だけではありません。実験や実習の面白いところだけ、興味のある授業だけではあまり体験授業の意味がありません。こんな講義も受けるんだ、と高校生のみなさんにとって苦手な部分や大変な部分も是非見てもらいたいと思います。みなさんの参加をお待ちしています!