笹山原遺跡便り(5)
2016.05.19文化学科
5月18日(水)晴れ。
平安時代の竪穴住居調査中。

竪穴住居の様子
今回の調査では平安時代の竪穴住居を発掘しています。
その住居がおもしろいのです。
中に焼土、炭化物、土師器(はじき)がたくさん埋まっているのがわかりました。
なぜ、そんなものが住居の中にあるのか?
それは住居が廃絶されたあとの出来事らしいということがわかってきました。
仮説をたてながら、発掘によって検証してゆきます。
かわいそうな一輪車
発掘調査では一輪車が大活躍。土を運ぶには最適。
でも、長年使っているとだんだん疲れてきます。
一輪車のタイヤが破れて中からチューブが出てしまいました。
なんてかわいそうな一輪車。新しいタイヤに取り換えてあげました。

タイヤを取り換えた一輪車
ミニキャリー登場
佐々木笹山原区長さんが、発掘にミニキャリーを提供してくださいました。
これがすごい優れもの。一輪車5台分くらいの土を一気に運搬してくれます。
それで調査は大躍進!
地区の皆さまの温かいお力添えで調査ができます。ありがとうございます。

ミニキャリー大活躍
今日の昼食
カレーうどん登場。あまりのおいしさにみんな大喜び。

「待ってました!」カレーうどん