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人間生活学科(生活・福祉・建築)建築⑫_今年は長野!建築物見学会

2016.11.14家政学部 人間生活学科(現生活科学科)

人間生活学科建築デザインコースでは、10月13~14日の二日間にかけて建築物見学会を開催しました。これは、古建築から現代建築まで、自身の目で見て、触れ、体験することで、建築の特徴やその技術などを学修することを目的に毎年開催しているものです。一昨年は新潟県佐渡、昨年は栃木県日光でしたが、今年は少し足を延ばして長野県松本市・長野市の建築物を見学してきました。
 初日は松本市の建築を見学。現存天守12城の一つの松本城や土蔵造町家の中町商店街、近代建築の巨匠である篠原一男設計の日本浮世絵博物館や擬洋風建築として名高い旧開智学校、草間彌生の作品が展示される松本市美術館を見学しました。東日本在住ではなかなか見ることができない本物の天守閣に学生も興味津々。学生は、木造6階建てを完成させた当時の技術力の高さに驚くと共に、階段の上り下りの大変さを身体で感じていました。
 二日目は長野市に移動して江戸時代の建物を満喫。日本最大級の寺院善光寺、大河ドラマで話題の真田邸や文武学校、江戸期の町並みが残る海野宿を訪れました。特に善光寺では、現地のコーディネーターの方に寺の歴史や建物に隠された意味を解説していただき、戒壇巡りを体験して学生は生まれ変わって⁉来ました。
今回の見学は、時代背景や生活との関わりによって建築がどのように変化したのか、また建築の目的に合わせてどのように建物や作品を見せていくのか、という点で勉強になったと思います。今後も数多くの建築を見て感じて、自身の設計課題に活かして欲しいです。

【松本城】現存天守12城の一つ松本城を見学

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【日本浮世絵博物館】篠原一男の代表作。家具の設計にもこだわりが。

【日本浮世絵博物館】篠原一男の代表作。家具の設計にもこだわりが。


【松本市美術館】通路の機能だけでなく建物の顔となる空間を演出。

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【松本市美術館】草間カラーがいたる所に。

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【善光寺本堂】天気にも恵まれた善光寺。一生に一度は訪れたい寺院の一つ!

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【善光寺山門】コーディネーターの解説に耳を傾けて。

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【旧開智学校】郡山市内にも数多く残る擬洋風建築。洋風と和風の場所はどこ?

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【旧開智学校】明治期の教室で授業!?体感で新たな発見も!

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【海野宿】「うだつ」が残る町家。うだつが上がる人生に向けて勉強中。

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【夕食】皆で一緒に夕食。先輩と後輩の仲が良いのも建築の特徴。

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