人間生活学科(生活・福祉・建築)生活総合コース⑪_調理学実習のご紹介
2016.12.01家政学部 人間生活学科(現生活科学科)
生活総合コースには、実習授業のひとつとして調理学実習があります。この授業では、スローフードやエコクッキングの精神を大切にしながら、調理技術を高め知識を深めています。
今週は、ゼンマイやニンジン、ホウレンソウ、ひげ根とりが大変な豆もやしのナムルや、牛肉・しいたけの炒め物、錦糸卵がのったビビンバ、辛みのきいたジャガイモの味噌汁、海鮮チジミ、花餅の韓国料理を作りました。韓国料理はヤンニョム(薬念)が基本であること、金属製のスプーンとはしで食べ、茶碗は持ち上げないこと、など、独自の食文化も学びました。試食は、味わいながらおいしくいただきました。が、食事中、静かに集中して食べるのは今年の学生の特徴です。

花餅の飾付け用に野菜をカット中。
以下に、後期に学んだ調理学実習のいくつかを紹介しますが、実習には必ずスイーツレシピも含まれているので、つくるのと食べる楽しみがあります。写真をご覧下さい。
<ロシア料理:ビーフストロガノフ、壺焼き、アップーキ、サラダ>


リンゴの種類別味比べも経験
<イタリア料理:きのこのフェデリーニ、ミネストローネ、ムサカ、ビスコッティー>


温かい料理は温かく食べる配膳中!
<中国料理:北京酢豚、ナスの味噌炒め、ほうれんそうと肉団子のスープ、中華花パイ>


手が空いたら後片付けです。
もちろん、学生が大好きな和食料理も経験しています。
<和食:さんま蒲焼き丼、けんちん汁、ちぎりこんにゃく/ししとうの炒め煮、大学イモ>


さんまを焦がさないように集中!
これからの予定は、クリスマス料理、お節料理、東西のお雑煮食べ比べ、チョコレートスイーツとシーズンの行事イベントに合わせたレシピが考えられています。
また、完成時の写真撮影用にはテーブルフラワーがいつも準備されています。今回は、ネコジャラシ/紫式部/パンジーの組み合わせで季節感を醸しています。テーブルに花を飾るだけで雰囲気が豊かになることも学んでいます。
