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人間生活学科(生活・福祉・建築)福祉_⑨介護を学ぶ学生の研究交流会

2017.03.07家政学部 人間生活学科(現生活科学科)


「第9回 介護を学ぶ学生の研究交流会」が平成29年2月17日(金)に郡山中央公民館で開催され、福祉コースの学生10名が参加しました。この研究交流会は福島県介護福祉士養成校連絡会が主催しているもので、福島県内の介護福祉士を養成している専門学校4校、短期大学1校、本学の6校が参加しています。介護を学んでいる学生が、学習の成果として介護過程の展開を発表すると同時に、他校の学生との交流を目的として開催している、福島県独自の研究交流会です。
“介護過程の展開”とは、介護が必要になった方が「自分らしい生活」、「よりよい生活」ができるように、その方に必要な支援を考え実践することで、介護の専門性を高めることができる支援方法といえます。
学生は施設等で介護の実習を通して、お一人の方に対してどのような支援を提供したらよいか介護過程を展開します。各学校から1名の学生が代表として選出され、実習で実践した事例を発表します。
本学では、3年生が「Iさんのできることを活かして」という題で発表しました。自分は施設の中で迷惑をかけているかも知れないとお部屋に閉じこもることが多いIさんに、余暇の支援を通して他の方との交流を促し、さらに「ここに居てもいいんだ」と思っていただくことができたという内容でした。Iさんの事例から生きる活力につながる「役割」が担う重要性について発表しました。      

 会場には、各校の実習生を受け入れている施設職員も来場され、学生の時期に利用者の方々と関わることのできる時間の重要性や発表についてのアドバイス等、貴重なご意見をいただきました。
 3時間半と短い時間ではありましたが、発表者を通して、介護の仕事の難しさと魅力を再発見できたようです。質疑応答も積極的に行われ、研究交流会に対する学生の関心の高さが伝わってきた時間でもありました。


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