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地域創成学科 郡山市のノベルティデザインをお披露目

2021.06.04イベント学内ブログ地域創成学科

郡山女子大学短期大学部 地域創成学科の授業「地域創成プロジェクト演習(2年生対象)」では11の地域連携プロジェクトに取り組んでいます。学生は各々の専門分野や興味・関心にしたがって所属するプロジェクトを選び、大学で培った専門性を社会で活かすための基礎力を身につけます。

 

先日、プロジェクトの一つである「つなぐデザインプロジェクト」では、郡山市役所と連携して取り組んでいたノベルティグッズのデザインお披露目会を実施しました。

郡山市のイメージキャラクターである「がくとくん」と「おんぷちゃん」をモチーフとしたボールペンのデザイン制作と日本遺産「一本の水路」の物語をプロモーションするためのノベルティグッズのアイデア提供を行いました。

 

 

昨年12月に郡山市の担当の方からオリエンテーションを受け、要件や意向などをヒアリングしました。また、郡山市や日本遺産「一本の水路」について講義を受けて理解を深めました。

 

その後、各自でアイデアスケッチを作成しました。実質的な取り組みは知識や経験も浅い1年次でしたが、提出されたデザインやアイデアは魅力的なものが揃いました。

ボールペンのデザイン案。制作期間も短く、要件も定められていたためクリエイティブの余地は少なかったのですが、多くのアイデアが提出されました。

 

おもしろいアイデア、欲しくなるようなアイテムもありましたが、予算やスケジュールも考慮されて採用案は決定しました。

 

 

ボールペンは菅野香子さんのデザイン案が採用されました。日本遺産「一本の水路」のアイデア提案では、齋藤美涼さん、西塚笑子さん、菅野香子さんのアイデア(またはその一部)が採用されました。

 

今回制作したボールペンは、姉妹都市締結50周年となる奈良市との周年事業において小学生へもプレゼントされるそうです。

がくとくんとおんぷちゃんの配置を工夫することで、持ち手を選ばないデザインになっています。背景にはがくとくんの帽子をモチーフにした五線譜のイメージを設定しています。

 

 

 

日本遺産「一本の水路」のノベルティでは、アイデア提供を行いました。

 

今回の取り組みを通して、学生は実践的なデザインプロセスの一端を経験することができました。自分の考えたことがカタチとなって社会で活用されることは、代えがたい学びになったかと思います。

 

 

【つなぐデザインプロジェクトとは】
郡山女子大学短期大学部地域創成学科の授業「地域創成プロジェクト演習」で実施されている地域連携プロジェクトの一つで、デザイン的手法によって地域社会の課題発見・課題解決に取り組んでいます。特に、地域社会の「つながり」構築に資することを重視しています。

2020年度の主な取り組み↓

福島の「環境再生」 デザイン開発・展開プロジェクト
復興の灯火プロジェクト


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