「旧福島県尋常中学校本館」保存修理現場見学会に参加しました
2013.06.20文化学科
短大・文化学科2年生は、6月7日(金)、国指定重要文化財「旧福島県尋常中学校本館」保存修理現場見学会に参加しました。
旧福島県尋常中学校本館(現安積高校)は、安積歴史博物館として公開されてきましたが、一昨年の東日本大震災により多大な被害を被りました。
建物に基礎のズレ、土壁の大規模崩落など見られましたが、基本的な構造は致命的ではなく復元可能との判断から、現在修理が行われています。

バルコニーの修復
工事中の国指定重要文化財の修理現場を実際に見学することは、大変貴重な体験でした。特に漆喰を塗る作業は初めて目にすることでした。この仕事ができる職人さんは今では数少ないそうです。

漆喰を塗る作業の様子
工事は9月の完成を目指して進行中です。完成後、ぜひまた見学に行きたいと思います。